暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
135 BoB¢O
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END

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

SIDE 《Teach》

今日は12月13日──12月7日に俺が【ガンゲイル・オンライン】にコンバートしてから早数日。キリトが【GGO】にインして以来のお決まりメンバー>氛(ティーチ)、キリト、ピーチ、シノンの4人は首都【SBCグロッケン】にある総督府に居た。

なぜわざわざ早めに狩りを切り上げ、総督府に居るのかと云うとBoB≠ノは総督府からしかエントリー出来ないからだ。

「うわぁ…。凄い人数だな」

一端(いっぱし)の【GGO】ユーザーなら誰だって最強≠フ名前は欲しいから当たり前よ」

総督府に(つど)った(おびただ)しいBoB≠フ参加者らしい人数を見て、キリトは──もとい、あまり他人とのコミュニケーションを得意としない和人はうへぇ≠ニ情けない声を漏らせば、そんなキリトにシノンが答える。……確かにシノンの言う通りで、俺の目から見ても各々プレイヤーにはギラギラした──野獣のごとき眼光がうかがえた。

そうこう他のBoB≠ノ参加するプレイヤーの(かんばせ)を見渡していると、この施設の淵に位置するだろうと云う場所にある──なにかの端末がある場所でそれなりに長い列が出来ているのが見えた。

「あれがBoB≠ノエントリーするための端末か」

「うん、そうだよ。私とシノンは既に登録してあるからティーチ君とキリト君も早いこと登録してきたら?」

「了解。……でもなんでもっと早く俺達をここに連れて来てくれなかったんだ?」

「BoB≠ノ参加したい≠チて言ったのはいつの事だったかしら?」

「昨日でした」

キリトはシノンからの諫言(かんげん)に、肩を落としながら列の最後尾へと向かうのを見て、俺もキリトの後に続いた。

………。

……。

…。

エントリーに関する手続き自体は(つつが)無く済んだ。順番としてはエントリーをしたのはキリト、俺の順で、俺が先にエントリーを終えたキリトと合流した時、キリトが思案顔でいきなり切り出してきた。

「……ティーチ──いや、真人兄ぃは気付いたか?」

「ああ。住所≠セろ?」

キリトも俺の改めての確認に、鷹揚(おうよう)に頷く。その事から察するに、どうやらキリトも俺と同じ様な事が気になったらしい。……シノンとピーチからの又聞きだが、BoB≠フ上位入賞者にはゲーム内のアイテム──云ってしまえばモデルガンや賞金が【ガンゲイル・オンライン】のリリース元であるザスカー≠ゥら贈られると云う。その為に住所を端末に入力する必要があった──と云うのは簡単に推測出来る。

……ちなみにピーチとシノンは入賞歴があるらしく、ピーチは賞金を──シ
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