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十五年という空白の時間が流れても
互いに残っている昔の面影、
2人は疑う事もなく確信した。
サトシ:「ヒカリ、、、ヒカリなのか!?」
ヒカリ:「サトシ!やっぱりサトシだったんだ!」
サトシ:「久しぶりじゃないか!!」
ヒカリ:「ほんと〜!
15年ぶりね!!元気にしてた?」
2人は再会の挨拶で盛り上がった。
サトシ:「ところで、ヒカリは
ここで仕事してるのか?」
ヒカリ:「えぇそうよ、
サトシは今営業マンなの?」
サトシ:「あぁ、いろいろあってな、、」
ヒカリ:「そっか、、、そうだよね、、」
お互い聞かなくても分かるのか
それ以上は踏み入れなかった。
サトシ:「あっ!そうだ。契約の相談
しにきたんだ!」
一瞬異様な空気になりかけたが、
サトシは営業の話で話題を変えた。
ヒカリ:「話は申し送りで聞いてるっ。
何か買って欲しいんでしょ?」
サトシ:「そうそう!説明してもいいか?」
ヒカリ:「いいわよ!」
サトシ:「では早速、、、我が社ラポール
タマムシはシルフカンパニーの系列で
製造から販売を主に業務として
行っておりまして、、、」
ヒカリ:「はい、、」
敬語を使い、仕事をしている姿のサトシが
見慣れないためか、ヒカリは
違和感と緊張を感じながら
サトシの説明を聞いた。
サトシ:「、、、という訳で、何か
お買い求めの物などは
ございますでしょうか?」
サトシは介護用品の
布団やシーツ、車椅子等の
カタログを見せた。
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