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101番目の舶ィ語
第十一話。デート・ア・ミズエ 中編
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た、え、な、なんだ?」

「……モンジ。
今だけ、むちゃくちゃ嫌々ですが、貴方を確実にレベルアップさせる呪いの呪文をかけてあげます」

「呪い? いや、そんなのいらん」

一之江自身が呪いの人形なだけに、なんか嫌な予感がする。
どうせ、女運が悪くなるとか。
何かあるたびに背中を刺されるとか。
そんなもんだろ。

「い・い・か・ら、かけますよ?」

「……はい」

「私を消さないで下さいね。……金次」

ぽそ、とはにかんだように呼ばれた俺の名前。
その名前を聞いた俺は……。






今更ながら一之江にも俺の正体が気づかれていたと、ようやく理解した。
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