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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
海戦
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た。
腰についていたはずのホルダーがいつの間にか、
相手の手に渡っていた。

「っ!!きます!!!」

大きな光が2人の目に現れた。

「爆発する前に・・・天竜の咆哮!!!!」

ウェンディは口から竜巻のブレスを放った。


ドォーーーン!!!


「ほう、少しはやるのぅ。」

ミネルバって人はそう言う。

「また来るわ!!!」

「今度は大きいです!!!」

先程のより巨大な光が2人に襲い掛かろうとしていた。

「天竜の咆哮!!!!」

ウェンディはまたも口から竜巻のブレスを放った。


ドォーーーーーーーーーーーーン!!!


「「きゃああっ!!!」」

しかし、ぶつかった爆風によって飛ばされてしまった。


ザプン!


「きゃんっ!」

『ああーっと!ここでウェンディたんが脱落ぅ〜!!!
 おじさんとしてとても残念です!!!』

「はぅ・・・すみません・・・ルーシィさん・・・。」

ウェンディはそう言う。よく頑張ったよ、ウェンディ。

『残るルーシィは・・・おおっと!何とか耐えてた!!!!』

どうやらルーシィさんは場外されなかったみたいだ。
しかし、攻撃はやまない。次々にルーシィさんに襲い掛かってきた。

「あたしは・・・」


ドッドッガッ!


「どんな攻撃も耐えてみせる!!」

ルーシィさんはそれをものともせず、耐えている。
時間はあと1分と少し・・・!!!

「そろそろ場外に出してやろうか?」

「・・・こんなところで負けたら・・・」

「!」

「ここまで繋いでくれたみんなに合わせる顔がない・・・!!!
 あたしはみんなの気持ちを裏切れない!
 だから絶対、諦めないんだ!!」

「・・・・・・。」

ん?攻撃をやめた・・・?

『ど・・・どうしたのでしょう?ミネルバの攻撃が止まった?』

そして、時間が経った・・・。

『そのまま時計は5分経過!!
 後は順位をつけるだけとなったー!!!』

その言葉に俺達は喜ぶ。

「・・・ん!?」

だが予想外な事が起きた。


ズガガガガガガ!!!!


「うああああああああ!!」

「ルーシィ!!」

何と時間が経ったというのに、
ルーシィさんに襲い掛かったのだった!!!

「頭が高いぞ!!!!妖精の尻尾(フェアリーテイル)!!!!
 我々を何と心得るか!!!?我らこそ天下一のギルド!!!!
 剣咬の虎(セイバートゥース)ぞ!!!!」

「きゃああああ!!!!」

ルーシィさんはついに耐えきれなくなり、
水中競技場の場外に向かって落ちていく。

『これはさすがに場外・・
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