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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
クウガ 〜出発〜
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「では、蒔風さん、オレはこれで・・・・」

「ああ、ちょっと待ってくれ・・・・っと」

「なにを」

「いやなに・・・・・」


そうして二人は二言三言、言葉を交わし、共に去っていこうとする。

「蒔風さん!!」

「んーーー??」

「行ってらっしゃい!!」

「・・・はは。五代さんも」


[Gate Open---KAMEN RIDER KUUGA]



そして蒔風がゲートをくぐって、次の世界に向かった。




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「さてっと、俺も行きますか・・・・・ん??」

五代が出発しようとすると、視界の隅に、何か黒い影が写りこんだ



「なんだ??」


と、そこで彼の本能が、逃がすな!!!と叫んできた。


「っ!変身!!」


そして再び変身し、黒い影を追う。

黒い影は小さく、丸い形をしていて、直径十五センチほどのものだ。


それは自分が完全に発見され、なおかつ逃げ切れないことを悟ったのか、急に大きくなり、反撃してきた。

「うわっ・・・・あれ??思ったより強くない・・・」

どうやらその影はたいした戦闘力をもっていないようだった


「でも何があるかわからないから・・・・超変身!!」


クウガは近くの木の棒を拾い、構え、その姿をいかなる攻撃にもひるまない、最高防御力を持つタイタンフォームに超変身した。


ギギィ、ギィ!

影は攻撃を仕掛けてくるが、タイタンフォームには効かない。
拾った木の棒が剣に変わり、タイタンソードを振り上げた。

その後あっけなく切りつけられて、その黒いヤツは消滅した。


「何だったんだあれは・・・・「奴」が残したもの??でもあんなに弱かったし・・・・」


その後、悩みながらも、五代は旅に出た。
そして、この出来事はこんなこともあった程度に収まってしまった・・・・



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蒔風が次に降り立つ世界


そこのある高校の部室の一室の机に、黒い三角錐が置かれており、そこにはこう書いてあった。



団長



・・・・・と




to be continued





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