暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
クウガ 〜期間〜
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不可能ではないだろうな」

「たしかに、「奴」は相応しいところでゆっくり・・・・とか言っていたからな・・・だがその場所は・・・」

「い、一条さん、もしかしたら」

「あそこ・・・だろうな」

「あそこ、とは?」

「すべての未確認・・・グロンギが封印されていた、長野県山中の古代遺跡」

「もしくはその周辺の森だろう」

「確かに、相応しい場所だな・・・」

「一条さん!すぐに・・・」

「ダメだ」

「どうしてだ蒔風!「奴」は今長野にいる。今が攻めるチャンスだ!」

「勝てないぞ、「奴」には。普通の状態のオレと「奴」が同じほどの力を持っていて、それで今オレは戦うには無理がある。さらにあいつは今も力を増していっている。五代一人じゃ勝てない。そんな相手に警察が向かっても、叩き潰される」

「じゃぁ、どうすれば・・・・」

「オレが回復してから五代さんと一緒に「奴」を叩く。骨がくっつくまで、あと四日ってところか」

「その間にベルトの取り込みが終わったら・・・」

「そうならないのを祈るしかない。本当なら五代さんを連れて行きたくはないんだけど、オレ一人じゃ勝てないからにゃー。ま、それでも勝たなきゃならんのやけどのぅ」

「蒔風さん・・・」





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長野県山中古代遺跡内

「ぐっぬぅ、さすがに強大な力だ。しかし・・・・たいしたことないな取り込めきれる!この程度でダグバの力ならもうけもんだな。オレはやればできる子!がんばるぞー!」


ギュァァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・



それぞれが戦いに備える。



決戦は四日後に持ち越された。




to be continued

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