暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
CLANNAD 〜戦闘終了、その後とそして〜
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もまた、守るために、力を発揮する!その想いを、町は・・・この町の幸せのために!
蒔風と岡崎が、一気に駆け、「奴」をその想いでたたっ切る!




「ぬ、ぐああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

斬ッッ!!


二人の斬撃が「奴」を切り裂く。
そして三等分にされた「奴」が


「グぅッ!?」

ドゴンッッ!!!ァァァァァァァァァ・・・・シュウウウウウウウ



爆散する。


「またしても・・・・また、負けただと?この俺が!畜・・・生!」

「お前の魔導八天はどうやらパワー重視らしいな。オレのは多様性がめちゃくちゃあるから工夫しないと勝てないぜ」

「余裕そうにしておけ、次は勝つ・・・・・」

「やわせねえよ。オレは世界最強だからな。勝ち続けてやるさ」


ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・

そうして「奴」は、最初からそこにいなかったかのように、消えた。


その瞬間、「奴」の張っていた結界が消滅し、普通の夜が戻ってきた。
公園の時計を見ると、五分も経っていなかった。



「五分も経ってない・・・・」

「あの中では若干時間の流れがずれるみたいだ。ふむふむ」



「・・・で、終わったのか?」

「ああ、この世界での役目は終わった」

「あ、あの、よくわからなかったんですけど、ありがとうございました!」

「気にすんな。俺の世界のためでもあるんだからな」

「行っちまうのか?」

「すぐにってわけでもないんだがな。あと一時間ほどで、かな。この世界にいたのはたったの二日・・・もう三日目になっているけど、それくらいだしな」

「あの、じゃあ何かお礼を」

「ストップ。お礼が欲しくてやったわけじゃない」

「で、でも・・・」

「ふう、岡崎、渚」

「ん?」「は、はい」

「お前たちにはこれから大変なことが多く起こるかもしれない。しかし忘れるな、さっきの力を。この町はあれだけの力を持って、お前たちを見守ってくれている。そして、この町の人々も、な」

「はい!わかりました!」

「でもなんでそんなこと・・・」

「ではな、二人とも。この世界はもう大丈夫だろう」

「あ、ああ、じゃあな」

「おう、渚。もう部活にはいけないけど、ごめんな」

「大丈夫です。これからもがんばります!」


「ははっ。ん、じゃ」


「なあ!」

「ん?」



「ありがとな!本当に、ありがとう!!」


その言葉を受け、蒔風はにっと笑い、歩いていく


[Gate Open---CLANNAD]

目の前に、光のゲートが開きそれをくぐる。


さぁ
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