第五十話 小沢中尉!体操を観るなら女子!!その十二
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「女の子は可愛くても色気は制限されてるからな」
「制服のスカートの丈も長いぜ」
「あと天理教の女の人は滅茶苦茶高確率でズボンだからな」
「ひのきしんっていう作業の時に楽だからな」
これも実話である。
「そうした話はないからな」
「残念な奴もいるだろうがあらかじめ書いておくぜ」
「作者の作品だと中村千里ちゃん見ろ」
「おぢばにおかえりの主人公だ」
「この作品のキャラクターの名前は近鉄、阪急の選手から名前取ってるぜ」
「これ豆知識な」
わかる人にはわかるかも知れない。
「長池とか阿波野でわかる人いるかもな」
「それぞれどういった選手だったかな」
長池は阪急の四番、阿波野は近鉄のエースだった。
「ディープなネタもあるけどな」
「名前調べると面白いぜ」
「その主人公も通っていた天理高校」
「そこでも言われる俺達かよ」
「ったくよ、作者の出身校だってのにな」
「冷たいな」
こんなことを言いながらだった、二人は。
道を横切って天理大学に入った、そうして勝負の場所に行くと。
もう瞬がいた、だが二人は瞬の今の姿を見て落胆して言った。
「何でだよ」
「何でその格好なんだよ」
「それはないだろ」
「アウトだ、アウト」
「何がアウトなのよ」
瞬はその二人に憮然とした顔で返した。
「一体」
「だから体操だろ」
「体操っていったらな」
それこそというのだ。
「レオタードだろ」
「男は上はシャツ、下はズボンでな」
身体にぴっしりと合っただ。
「それで何で海軍衆の軍服なんだよ」
「折角レオタードって思ってたのにな」
「そんな動きにくい服はないだろ」
「色気も何もないな」
「私達はこれが戦う服よ」
帝国海軍の軍服をそのまま踏襲した黒と金の詰襟の軍服を着て言う瞬だった。その階級は確かに大将のものだ。
「だからこれでいいのよ」
「レオタードじゃなくてかよ」
「体操なのに」
「というかそんなに私のレオタード姿見たいの」
「当たり前だろ」
「そんなの言うまでもないだろ」
即答で返した二人だった。
「それこそな」
「そんなの常識だろ」
「体操何で見ると思ってるんだ」
「やる人のレオタード姿見る為だろ」
実に素直な二人だった。
「そのスタイルもな」
「まじまじとな」
「つまりスポーツを見るんじゃないのね」
「ああ、煩悩だよ」
「煩悩の赴くまま見てるんだよ」
完全に居直ってる言葉だった。
「ビーチバレーでもそうだよ」
「あと昔のバレーボールもな」
「ブルマ見る為だろ」
「水着やブルマを後ろめたく思うことなく見られるんだぞ」
「これ以上いいことないだろ」
「スポーツ観戦とは別の意味なんだよ」
「本当に最低な視点ね」
瞬もわかっていたが呆れる話だ
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