暁 〜小説投稿サイト〜
戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第五十話 小沢中尉!体操を観るなら女子!!その八

[8]前話 [2]次話
「得られるものが」
「確かに。まずは本殿で参拝し」
「教祖殿、祖霊殿と参拝し」
「一周すれば」
「もう違うでごわすな」
「はい」
 瞬は確かな声で答えた。
「神聖なものを感じずにいられません」
「神仏は存在するでごわす」 
 西郷は断言した。
「その神仏を感じ取ること」
「それこそがですね」
「人に必要なものでごわす」
「そのうちの一つですね」
「そうでごわす」
 こう瞬に言うのだった。
「おいどんはこの参拝で願ったことがあるでごわす」
「それは何でしょうか」
「地球と人類全体の平和と融和、繁栄でごわす」
 その三つだというのだ。
「それをお願いしたでごわす」
「日帝衆の勝利ではないのですね」
「そうでごわす」
 まさにという返事だった。
「その様なことはしもうさん」
「それは何故でしょうか」
「小事だからでごわす」
 それ故というのだ。
「それは己の努力でするものでごわす」
「勝利を掴み取ることは」
「それは必ず出来るものでごわす」
 ジャスティスカイザーとの戦いにおけるそれはというのだ。
「だからでごわす」
「それは願わずに」
「そうでごわす」
 まさにというのだ。
「願うことはでごわす」
「それはですね」
「正義でごわす」
「人類の平和、融和、繁栄という」
「おいどんが願ったのはそれでごわす」
「それでこそ元老」
「人類のことを願われるからこそ」
 東郷と山本も言う。
「お見事です」
「お流石です」
「私もそう思います」
 瞬も西郷に言う。
「感服致しました」
「そう言ってくれるでごわすか」
「はい、日帝衆の勝利は些細なものであり」
「それはおいどん達の努力で掴み取るものでごわす」
「そしてですね」
「再併合も然りでごわす」
 日本と某半島の南北のだ。
「そうなのでごわす」
「己の力で」
「掴み取るでごわす」
「では」
「大将、そのことはでごわす」
「はい」
 瞬は西郷に毅然とした声で応えた。
「今度こそです」
「勝ってくれるでごわすな」
「後日天理大学に行き」
 そしてというのだ。
「体操での勝利を収めてきます」
「頼んだでごわす」
「小沢慎太郎中尉と共に」
 今回の将校である。
「行って参ります」
「では、でごわす」
「勝利は自分達の手で」
「掴んで来るでごわす」
「それでは」
「では大将」
「これよりだ」
 東郷と山本は瞬にも声をかけた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ