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決戦!!天本博士VS超時空天下人ヒデヨシ
34部分:第三十四章
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「楽しみにしてのう」
 言いながら彼等は姿を消したのであった。とりあえず大阪城は無事であった。
 残されたのはまたしても小田切君達であった。彼等はシェルターから出てそのうえで顔を見合わせる。そうしてそのうえで話をするのであった。
「どうする?」
「どうするって。もう博士もいないし」
 まずはライゾウとタロが顔を見合わせて話をする。
「時代も場所も変えるしかないんじゃない?やっぱり」
「そうだよな。ここは」
「そうだね。何かこれ以上ここにいてもね」
 ここで小田切君が彼等に話す。
「仕方ないしね。帰ろうか」
「帰るのかよ」
「何かどうでもよくなったの?」
「いや、何となくだけれどね」
 こう前置きしてからまた話す小田切君だった。
「そこに博士がいるような気がするからね」
「そうだよね。何かそんな気がするよな」
「あの博士のパターンからね」
「だから帰ろう」
 あらためて彼等に提案するのであった。

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