34部分:第三十四章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「楽しみにしてのう」
言いながら彼等は姿を消したのであった。とりあえず大阪城は無事であった。
残されたのはまたしても小田切君達であった。彼等はシェルターから出てそのうえで顔を見合わせる。そうしてそのうえで話をするのであった。
「どうする?」
「どうするって。もう博士もいないし」
まずはライゾウとタロが顔を見合わせて話をする。
「時代も場所も変えるしかないんじゃない?やっぱり」
「そうだよな。ここは」
「そうだね。何かこれ以上ここにいてもね」
ここで小田切君が彼等に話す。
「仕方ないしね。帰ろうか」
「帰るのかよ」
「何かどうでもよくなったの?」
「いや、何となくだけれどね」
こう前置きしてからまた話す小田切君だった。
「そこに博士がいるような気がするからね」
「そうだよね。何かそんな気がするよな」
「あの博士のパターンからね」
「だから帰ろう」
あらためて彼等に提案するのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ