短編 女子力が高いのは誰だ!?その1
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やっているが、いつ上条達が学園都市に戻るか分からない。
つまり、このままだと士道に危ない橋を渡らせる羽目になる。
十香「うむ、そうと決まれば今から女子力を高めるぞ!!」
十香が高々と拳を上に掲げた時に、不意に柑果が口を挟んだ。
柑果「んで?皆んなの女子力ってやつはどれくらいなの?」
……………。
琴里「………ここは勉強と同じってわけね」
十香「む?どういうことなのだ?」
琴里「例えば目玉焼きの作り方を教えるとするでしょ?でも既に知っている人は、それはただの時間の浪費でしか無い。だからレベルに合わせて女子力を高めていかないと効率が悪いのよ」
十香「………何を言ってるのか全くわからないぞ」
琴里「……だからーー」
〜説明中〜
要は塾のクラス分けみたいなものですよby作者
十香「な、なるほど……」
琴里「ハァ……なんか、疲れたわ」
琴里が疲れた様子でソファに身体を預ける。
柑果「女子力の高さってどうやって決めるの?」
柑果の問いに答えたのは佐天だった。
佐天「一番手っ取り早いのは料理でしょ!!」
佐天が身を乗り出して声をあげた。他のみんなは一度目を合わせて、頷いた。
十香「うむ。それが一番分かりやすいぞ!」
四糸乃「が、頑張ります……っ!!」
耶倶矢「くく、我に勝とうなど百年早いわ……」
夕弦「同意。負けるつもりはありません」
美九「私もだーりんに褒めてもらって、そこから二人で……ぐふふ」
琴里「ちょっと、誰か美九を止めなさい」
柑果「それで、料理は?誰が採点するの?」
勿論柑果は参加する気などさらさら無い。ただ少し気になってみたりもするので話の進行係りのように問いを投げつけていく。
佐天「うーん、採点は士道さんは勿論、上条さんやあーくんにもやってもらおうと思ってますけど……」
柑果「あーくん?」
琴里「一方通行のことよ」
柑果「あー……なるほど」
あの目つきと態度に対してあだ名が可愛すぎるなぁ、と柑果は素直に思った。
そして。
十香、四糸乃、琴里、耶倶矢、夕弦、美九(+佐天と柑果)の総勢8名(+2名)による(悪夢の)料理バトルが始まった。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
テーマはオムライス。
士道「妥当だな」
上条「そうだな」
一方「面倒だな」
士道と上条は帰ってくるなり女子の対決などと言われ頭が混乱し、一方通行は目覚めが悪いのか話すら殆ど聞いていなかった。
それでも何とか(無理やり)状況を把握させられ、今に至った。
凜祢『なんか……大変だね』
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