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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
13:大空と大地の中で
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に戦ってるリュカの姿が……
正確に言うと、我が輩に戦ってる姿は見えない。
リュカの攻撃は早すぎて、シロウトの我が輩には何も見えないのだ。
程なくして敵の姿が見当たらなくなり、リュカは大きな赤い石版の様な物を拾い上げる。
遠目では断定出来ぬが、多分あれは新しい旅の扉だろう。
色が赤いから“旅の扉・赤”と名付けよう。
「あれ……誰か希望の旗を手直しした? なんか豪勢になってない?」
気が付くと町の中に戻ってきてたリュカが、中心地にある旗の変化を気にしてる。
誰も手を加えておらんが、確かに変化しておるな。
そんな事より、新たに手に入れた旅の扉・赤を含め今後の事を話し合いたかったので、リュカに声をかけようと近付いた。
だが急に在らぬ方向を見たと思ったら、急ぎ足で町の外へ出て行くリュカ。
その行動が気になったので後を付けると、人気の無い物陰に姿を隠してしまった。
かなり怪しい行動なので、我が輩も気が付かれない様に近付く……
すると誰かと会話するリュカの声だけが聞こえてきた。
「あれ、お前が手直ししたの? 何で今更?」
「……………」
「竜王軍の攻撃を撃退したから、少しずつ豪勢になってるの? なにそれ?」
「……………」
誰も居ないのに、リュカは誰かと会話し、話を進めていく。
そう言えばピリンが言っておったが、リュカはルビス様と会話出来るらしい。
彼女が初めて会ったとき、リュカは突然独り言を言い出したそうだ。
今のアレは、ソレか?
う〜む……神との対話となれば邪魔立てしては失礼になるだろう。
何やら町の方も騒がしいし、今はソッとしておく方が良いな。
ロロンドSIDE END
(メルキド)
リュカSIDE
希望の旗はルビスの力をこの世界に広げるアンテナの様な役割をしてる……らしい。
その為、竜王軍を撃退すると敵の影響力が弱まり、ルビスの力を強く発生させることが出来る……らしい。
だから竜王軍を撃退すると、少しずつ希望の旗がバージョンアップするのだ……と言ってた。
まぁ如何でも良いけどね。
拠点に戻ると、希望の旗周辺が何やら騒がしくなっている。
トラブルではなさそうだけど、気にはなるので俺も近付いてみる。
すると見慣れぬ顔が一人増えていた。
「あ……貴方がこの町を復興させてるリュカさんですか? 初めまして僕はショーターと申します。長い月日を彷徨い歩いておりました……」
「ああそう」
明るく人当たりの良さそうな青年だ。新しい住人と言う事かな?
「僕も身を落ち着ける場所がほしいと思っていましたので、ここに住まわせて貰って宜しいですか?」
「別に良いんじゃね? 町ってのは人が住む為に存在するんだから」
何で俺に聞くんだよ?
「ありがとうご
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