暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
CLANNAD 〜邂逅〜
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逆ギレを始める。意味のわからない方向に。


「岡崎はいいよな!渚ちゃんみたいな可愛い彼女が居るんだから!」

「す、春原さん・・・可愛いなんてそんな・・・」

やはりというかなんというか。岡崎と古河はつき合っているようだ。

ヒューッ!!派手に祝おう。盛大にな。爆竹はどこだ。
ってか、そうなると岡崎が最主要人物なのか?



だが、そんな思考は春原の叫び声に寸断される。
こいつまだ言うのか。

「そこに美少女転校生が来てくれればこの部に引き込んで、あわよくばいい関係になっちゃったりできたかもしれないのに!こいつはその夢を打ち砕いたんだぞ!」

ああ、そういうこと・・・俺も人のこと言えないけど、こいつモテねえな。


「じゃあこいつといい関係になればいいじゃないか」

「ちょっと待て岡崎!なぜオレを指さす!?」

教室で一度だけしか会ってないのにいきなりこんな風に巻き込んでくる岡崎。
この男も、どうやら人をからかうことが(意識、無意識にかかわらず)得意らしい。


「なんでですかぁぁぁぁ?僕そんな趣味ないですよッ!それなら凶暴で恐ろしくてもこっちのほうを・・・」

ヒュン、ゴッ

「いがあああああああああああああああ!」

堅い音、顔面にぶち当たる音、悲痛な叫び。
辞書が春原の顔面に向かって直進してぶつかった音である。

なぜ辞書?

「あんたらいい加減にしなさいよね!新入部員の紹介ができないじゃないの!」

こっちの・・・杏が投げたのか?恐ろしい威力だ。
というか人が殺せますよ?しかも勢いだってハンパない。

と、そこにマイペースな声が

「・・・なんでやねん」

なにがやねん

「なんでそこになんでやねん!ことみ!あんたの突っ込みは遅すぎる!ってちがうちがう、そんな場合じゃない・・・」

めまぐるしいシーンの展開。
突っ込みキャラには地獄である。


「えっとみなさん、落ち着いてください。この人の紹介を聞きたいですし・・・・」

「僕は落ち着いてなんかられn「ゴシッ」・・・・・・・・」

「静かになったわね。じゃあ私と涼と朋也はもう知ってるでしょうから他の人から自己紹介していきましょう。ほら、あんた」

本当に恐ろしいな・・・・あいつすっ飛んでったぞ。静かにはなったが。あとあんたって・・・


「えっと、今日三年D組に転校してきた蒔風舜です。よろしくお願いします」

「あっ、よろしくお願いします。古河渚です。クラスは三年B組です。演劇部の部長をやらせていただいてます。来てくれてありがとうございます」

「こんにちは。初めまして。三年A組の一ノ瀬ことみです。趣味は読書です。もし良かったらお友達になってくれると嬉しいで
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