第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
the days 崩壊 〜ほとんど説明だなこりゃ〜
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る青龍に圧巻されてしまう蒔風は
「お、おう」
としか言えない。なんかさっそくヘタレてきている。
「・・・我ら四刀、龍虎雀武(りゅうこざくぶ)・・・よろしくお願いいたします」
「説明下手だな、青龍よ」
と、そこにまた男が一人。
「・・・獅子か」
「またでた!?」
「また出たとは失礼な。私は獅子。そこにあった西洋剣の体をした三本の剣のうちの一つだ。まあ、青龍たちと形が違うだけで同じだ、そうだな・・・召喚獣だと思ってくれていい」
「ああ、なるほど」
「ほらな?青龍。このように簡潔に言うのだよ。だがまあ三形態の説明はめんどくさかったからな。その手間は省けた」
「・・・・気にするな」
「ふっ、寡黙で謙虚な奴よ」
「えっとさ・・・」
「では挨拶も済んだので我らはこれで」
「・・・必要となった時、呼びたいと思った時。お呼びください」
「ああうん・・・・えっと、わかった」
「「では」」
二人はそれぞれの形に戻ってしまった。
初対面だからか、いやにあっさりした面々である。
「では武器も手に入れましたね。しかし十五天帝となると、相手も今頃は対となる剣を得ているでしょうが」
「これでまたイーブンってわけか」
「やめますか?」
「じょーだん・・・・・じゃ、行ってくるぜ」
「ちなみに向こうの世界に行ったら、あなたの世界で得た作品世界の知識は消させていただきます。おもに登場人物とか、話の流れとかですね」
「えー?知ってたほうが有利じゃない?」
「向こうの世界の人間も生きています!プライバシーの侵害、ダメ、絶対」
「納得。そりゃ確かにいけねえ」
「でも必要な情報は送ります」
「どうやって?」
「頭に」
「頭に?」
「ええ」
「わかりやすいなそれ」
「ああ、それと、向こうでの移動手段としての足はどうしますか?」
「なんとかしてくださいよ」
「・・・では必要な時に支給で」
「りょーかい。んじゃぁ・・・」
そして彼は旅立つ。
まずは最初の世界へと。
現れた光のゲート。その先は・・・・・・・・・・・・・
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光のゲートをくぐってついた先は坂道のふもとだった。
その両側に桜の木がたくさん植えてあり。
「満開になったら凄そうだな」
そう思えるほどの並木だった。
今、季節は秋ぐらいだろうか。
気づくと服装はどこかの高校ものに変わっていた。
内ポケットをまさぐると転校手続きの用紙が入っておりクラスは三年D組と
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