24部分:第二十四章
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「ふむ。氷の矢か」
「左様。見よ!」
叫び声と共に、であった。船から無数の弓矢が何処からともなく放たれたのだった。当然その無数の弓矢はヒデヨシと火の鳥を狙っている。
氷の無数の矢がヒデヨシ達を襲う。小田切君はその矢を見て咄嗟に言った。
「そうか、あの矢は」
「どうしたのかよ、あの矢が」
「あそこに秘密があるんだね」
「あるね」
小田切君は弓矢達をそのまま見据えながら答えた。
「あの弓矢はね」
「ああ」
「何があるの?」
「普通の氷じゃない」
最早それは断言であった。弓矢達はそのまま飛んでいてヒデヨシも火の鳥も今まさに貫かんとしていた。その弓矢達をじっと見ているのだ。
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