スカーレットなおぜう様1/2
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
執事服というのは少々キツいものだ。何と言う動きにくい。しかし俺はそれを何とかキレイに着て部屋を出た。今日1日は大変になるだろう、なんせレミリア・スカーレットの執事になるのだから。事の発端は射命丸の新聞記事からだった。
俺が幻想郷生活を初めてから、10日ほどがたった。
霊「奏〜。お昼出来たわよ〜。早く〜。」
奏「はーい。今行く〜。」
あれから、幻想郷生活にもずいぶん馴れたと思う。俺は博麗神社に住みながら、紫にあちらの世界の情報を教えたりしたり、掃除したりしながら何事もなく暮らしている。ちなみに今日のお昼は霊夢特製の煮物だ。うまうま。
奏「流石は霊夢、カワイイうえに料理も上手いって完璧だよな〜」
霊「まっ!また、そんなこと言って!!昨日も聞いたわよ!?」
奏「そうだっけ?でもホントだよ?」
そそう言うと霊夢が顔を赤くしながらうつむいてしまった。それもまたカワイイ……。
霊「…………もう///」
と、他愛もない話をしている時だった。
?「イチャイチャしている所申し訳ございませんがよろしいですか?」
今までいなかったはずの女性の声が聞こえた。声のある方へ顔をむけると、メイド服を着た美少女が立っていた。白銀の髪に青い目、整った綺麗な顔した完璧で瀟洒なメイド……
霊「さっ咲夜!?違うから!!イチャイチャしたわけじゃないわよ!!」
咲「そんなことより、お嬢様がそこにいる外来人に紅魔館に来るよう伝言ですわ。」
さ咲夜はそう言うと軽くお辞儀をして、消えた。おそらく「時間を操る程度の能力」で時間を止めて帰ったのだろう。
霊「でも、おかしいわね……。まだ誰にも奏のことは教えて無いのに、何でレミリア達が知っているのかしら?」
奏「魔理沙が言いふらしたんじゃない?」
お俺がそう言うと、霊夢は「はぁ、全く魔理沙ったら……」と呟いた。
魔「霊夢〜!!大変だぜぇ〜!!」
奏「噂をすれば、なんとやら…」
霊「魔理沙!あんた奏のこと言いふらしたでしょ!」
魔理沙が博麗神社に入って来るなり、霊夢は言った。
魔「ちっ、違うぜ!私じゃ無いぜ!」
霊「じゃあ誰だって言うのよ!」
魔理沙が否定したが霊夢は聞く耳を持たななった。すると魔理沙が懐から一冊の新聞を取り出した。
魔「射命丸!射命丸の新聞だぜ!!」
魔理沙は霊夢に持っていた新聞を渡した。その新聞には
霊「博麗の巫女、外来人の奏という男性と同居。なによこれ!?」
奏「天狗の仕業か…」
魔「これじゃあ、霊夢と奏が付き合ってるみたいだな。」
魔理沙がそう言うと、霊夢は顔から湯気を出していた。
文「皆さ〜ん!!お揃いで〜!!」
噂をすればなんとやら(2回目)次は射命丸が空からやって来た。
霊「文!どういうことか説明してもらおうかしら!?」
文「お!早速読んで貰えましたか
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ