暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生北海道に行く
第七幕その五
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「何人も犠牲者が出たんだ」
「そういえば今でもね」
「ロシアとかで熊に襲われて死ぬ人いるし」
「熊は怖いね」
「そうした一面もあるんだね」
「餓えた生きものはどんな生きものでも怖いよ」
 先生はこの現実を指摘しました。
「熊でもね、けれどね」
「大型の羆は特に」
「そうなんだね」
「だからf犠牲が出た」
「そうなんだね」
「そうだよ、このこともね」
 心からお話する先生でした。
「覚えておくべきだよ」
「わかったよ、餓えたらね」
「どんな生きものも怖くて」
「そしてそうした羆もいた」
「そのこともだね」
「覚えておこうね、北海道ではそうした事件もあったんだ」
 またお話した先生でした。
「悲劇だったよ」
「そうした事件はね」
「二度と起こって欲しくないよ」
「私達もそう思うわ」
「僕もだよ」
 皆で言うのでした、そして。
 王子はそのお話の後で皆に言いました。
「車は駅の方にあるからね」
「そうだね、じゃあ」
「そこで車に乗って」
「夕張まで行こうね」
「夕張に行ったら」
 先生はそれからのことも言いました。
「どうしようかな」
「それならもう決まってるんじゃない?」 
 王子が先生ににこりと笑って言ってきました。
「夕張なら」
「ああ、メロンだね」
「ラベンダーもあるしね」
「あそこはメロンが有名だから」
「是非食べようね、それと牧場のね」
 北海道のです。
「牛乳や乳製品もあるから」
「あとワインもありますね」
 トミーはお酒を出しました。
「北海道には」
「ああ、夕張でも飲めるね」
「同じ北海道ですから」
「小樽ワインだね」
 北海道のワインと聞いてです、先生はこの名前を出しました。
「もう小樽には行ったけれど」
「はい、小樽ワインは夕張にもありますよ」
「じゃあワインと乳製品にだね」
「それとメロンだね」
 王子はまたメロンを名前に出しました。
「それも食べるべきだね」
「はい、それじゃあ」
「うん、夕張に行ったらまずは」
「色々食べようね」
「そうしようか」
 こうしたことをお話してでした、先生達は札幌駅から王子のキャンピングカーに行ってです。そしてでした。
 夕張まで向かいました、その夕張に来てです。
 先生達はまずは牧場に行きました、その牧場に入ってです。
 皆でのどかな迷路や資料館、アニマルゾーンにゴルフ場、自然探索コース等を回っていきました。
 その中で、です。ロータリー展望台も見てです。皆は先生に言いました。
「牧場いいよね」
「落ち着くわね」
「北海道には牧場もあって」
「のどかなものもあるのね」
「海も街も北海道で」
「これも北海道なんだね」
「そうだね、北海道は日本で一番広い都道府県でね」

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ