20部分:第二十章
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めて見たぜ」
ローマ市民達はパンを食べるのも止めて言葉を出す。
「ここまでやるのかよ」
「あの二人、やっぱり人間じゃねえ」
「だよな、どう見てもな」
「ふむ、炎を雷で消したというのじゃな」
「その通りじゃ」
また答える博士であった。
「言ったじゃろう?この程度わしにとっては造作もないことじゃとな」
「そうじゃな。それは確かにのう」
ヒデヨシもそのことを認めた。
「しかしじゃ」
「しかし?」
「これで終わりではあるまい」
またヒデヨシに問うてきたのだった。
「これでな。まさか終わりではあるまい?」
「無論じゃ」
そしてヒデヨシ自身もそうではないと答えてきた。
「わしはこの程度では終わらんぞ」
「そうじゃな。ではまた見せるがいい」
博士の方から挑発してきた言葉だった。
「新たな奥義をのう」
「では見るがいい」
そして早速また奥義を出してきたヒデヨシだった。今度は。
「フェニックスか!?」
「いや、違う」
またしてもローマ市民達はコロシアムの上を見て声をあげる。
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