一日だけの特別公演・・・そして別れの時迫る後編
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太正14年12月22日
楽屋・・・
大神一郎は昼の舞台練習前に花組全員を楽屋に集めた。
なのはとフェイトの事を伝える為に。
「お兄ちゃん。お話て何?」
「ああ、その前になのはちゃん、フェイトちゃん前に来てくれる?」
「「はい」」
大神に言われ、なのはとフェイトは、花組の前に出る。
「皆落ち着いて聞いて欲しい、なのはちゃんとフェイトちゃんは、今回の公演が、最後の出演となる」
「「「「「「ええええーーー」」」」」」
「どういうことなのは、フェイト?」
マリアが代表してなのはと、フェイトに聞く。
「マリアさん、私とフェイトちゃんは、一度自分の世界に帰ることを、二人で決めたんです」
「それは、自分の意思で決めたのね、二人共?」
「「そうです」」
「なら私はいいわ、でも他のみんなはどうかしらね」
「なのはちゃん、フェイトちゃんまた戻ってきてくれる?」
「うん、約束するよ、アイリスちゃん」
「私もするよ、アイリス」
「なのはさん、フェイトさんここで学んだ事を忘れずに元の世界でも頑張ってくださいね」
「頑張れよ二人共」
「「ありがとうございます。すみれさんカンナさん」」
「二人共頑張ってください」
「頑張って・・・」
「いつでも困った事があったら、うちに相談に来てな」
「「ありがとうございます、織姫さん、レニさん、紅蘭さん」」
「最後は、私ね」
「さくらさん」
「姉さん」
「私の場合なのはちゃんとの付き合いが、皆より長いけど、もう貴女達は異世界人だろうが、関係ないわ、貴女達が望む時に、戻ってきていいからね、私達はいつでも貴女達を受け入れるわ、だって家族なのだから」
!!
「さくらさん。うわーーん」
「姉さん。う、う」
ついになのはとフェイトは、さくらに抱きつき泣き出した。
それを見ていた大神や、花組全員ももらい泣きしていた。
その夜・・・
さくらと直哉の自室
「ねえ直哉君、本当にこれでいいのかな?」
「何がさくらちゃん?」
「なのはちゃん達の事だよ」
「うんあの3人はそろそろ帰るべきと思うんだ」
「それは、どうして?」
「あの3人は管理局のせいとはいえ、こちらに長くいすぎたと思うからね」
「成る程」
「とにかく僕達が出来る事は、あの3人が、無事に元の世界に戻る日までこの平和を維持しないとね」
「そうだね直哉君」
そして二人は、眠りについた。
太正14年12月24日・・・特別公演奇跡の鐘公演当日
楽屋・・・
「皆今年最後の公演を成功させるわよ」
「「「「お
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