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転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1302話
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か?」

 そう告げたのはジュン。
 元々ジュンが連合政府に……そして連合軍に対してどう思っているのかというのは知っている。
 また、それは決して間違っているという訳でもないのだろう。
 事実、条約を結ぶにしても企業ではなく国と結んだ方がいいのは、こっちとしても同様なのだから。

「けど、連合政府は……って言うか、連合軍って私達に向かって攻撃してきたじゃない。そんな相手がアクセルの言う事を素直に信じると思う? 実際、私達だってしつこいくらい証拠を見せられて、ようやく信じたんだし」
「それは……けど、こんな大きな件を1つの企業だけでやるというのは間違ってますよ!」

 正直、こちらとしてはどちらがいいとは言えない。いや、保証的にはやっぱり国の方がいいのか?
 ただ、国だと基本的に何をするにしても行動が遅かったり、杓子定規的な感じだったりする。また連合政府という形を取っている以上、このナデシコ世界では最大派閥であり、いらないプライドも高い。そう考えると、国を相手にするのは決していい事ばかりでもないんだよな。

「ですが、実際アクセルさんと最初に遭遇して、これまで縁を紡いできたのは私達ネルガルな訳ですし……」
「もしシャドウミラーという国と険悪になったりした場合、最終的に出るのは連合政府なのでは? それなら、最初から連合政府が交渉に出た方がいいと思います。また、もしシャドウミラーとの貿易が本格化したとしても、それをネルガルが独占する形になると必ず問題になりますよ」
「ふーむ、困りましたな。私の立場としては、副長の言葉に首を縦に振る訳にはいかないんですよ。それに、副長も今はナデシコのクルー……つまり、ネルガルに雇われている身です。以前の件もありますし、出来ればネルガルの利益を最優先して貰えると、こちらとしても助かるんですけどね」

 以前の件というのは、ネルガルに雇われながら連合軍に与してデルフィニウムに乗って襲撃して来た事だろう。
 そうなんだよな。あの時のジュンは間違いなくネルガルに雇われている身だった訳で、艦長に対する想いからの暴走ではあっても雇い主に対して反逆したのは事実。
 後日、契約違反で色々とペナルティを受ける事にならないといいけど。

「まぁ、ともかくだ。具体的にどこと交渉するのかってのはまだ決めてない。ただ、有力候補自体がそんなに多くないのも事実だが、俺の印象的にも連合政府……正確には連合軍はそんなに高くないな」

 ナデシコを奪おうとしたり、ミロンガ改を奪おうとしたり、戦艦の数を揃えてこっちを脅してきたりと、こっちの印象を下げる行為ばかりしている。
 特にムネタケなんかは散々こっちの邪魔をしてきたんだから、どうしても印象は悪い。

「それは……けど、この世界の秩序を維持しているのは間違いなく連合
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