2話 イメージは大切
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
前回のあらすじ
シュピーネさんは凄いという事が解った
転生して次の日
「よし!今日は何しようか…」
簡単に朝飯を食べながらまるでピクニックに行くかのような口調で言う俺、櫻井空は
「うーーん、情報収集もテレビのニュースでは限界があるし…そだ、図書館に行こう!」
思い立ったが吉日と言わんばかりに直ぐに着替えて図書館に向かう
図書館まで行く途中に自分の特典について考えていた
「今の俺は活動位階…形成位階の武器は何だろうか…刀になるのかな?」
幸いなのは聖遺物が何か解っている事だ
武装具現型な為、形成されるものは武具の類なのは推測できるが……中々出来ないものだ
今の自分の状況を整理していると自分がまだまだと言えるなと自虐的に笑ってしまう。
すると目の前にヒラヒラまた紙が落ちてきた
開いてみると
『やぁ、二度目の手紙だよ』
まさかの二通目…一通にまとめろよ
『追伸! 黒円卓の聖槍の他にも聖遺物が与えてるから頑張ってね』
何ッ!他にもあるの!一つでも持て余してるのに!てか1人複数は持てないよね!
手紙は燃え尽きたが、俺の心に何とも言えない気持ちが去来した
図書館に着くと調べものをした
歴史や地理などは俺の世界のものと大差なかったので一安心だ
そして地図帳やパソコンで情報収集すると解った事がある…やばい…
「何これ…」
早急に創造…最悪形成位階にならないといけない。だって…
駒王町があるのだから…
空は家に帰ると思わず頭を抱えた、
何でインフレ激しい世界に転生したんだよ!
あの女神!一般ピーポーな俺を何て世界に送りやがった!
「ヤバい…早く戦えるようにならないと…」
顔が青くなったままで家に帰り真夜中に外に出た
夜の町の中、自分の足が赴くまま歩きながら自分のこれからを考える
「この世界だと創造って『禁手』扱い…なら流出は?『覇龍(ジャガーノート・ドライブ)』くらい?…」
何て考えていたが……この時の俺は知らなかった……活動だけでも十分強いって事を……それでも
「死にたくない……」
幾ら聖遺物を手に入れても前世では一般ピーポーなので用心するに困ることは無い……夜の散歩を終えて、家に帰る
家の地下の特訓場にて
「よし……行くぞ……形成」
何も起こらない……変わった事と言えば右手には黒い刀身の日本刀が………アレ?
「形成出来てるうううううう!」
何故にwhy!あんだけ訓練しても出来なかったのに!こんなにアッサリ??
まさか…聖遺物が…俺の生存本能的なモノに答えてくれたのかな?
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ