一色の誕生日
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ッピングされた長方形型の箱を渡す。
いろは「ふぇ?」
雪乃結衣「!?」
八幡「ほれ、1日早いがプレゼントだ。要らないならいいが」
いろは「い、要ります!要りますよ!!…やっぱり先輩の方があざといです」
慌てて一色はその箱を受け取る。
いろは「先輩、何で今日渡すんですか?」
八幡「明日はちょっと用事があるからな」
いろは「せ、先輩が休みの日に用事!?」
八幡「どこに驚いてんだよ。俺だって休みの日にくらい用事だってあるわ」
いろは「でもほとんど無いんですよね?」
八幡「ん訳あるか、むしろ忙し過ぎてやばいまである」
いろは「でもどうせ寝たり、アニメ見たり、本読んだりするくらいなんですよね」
八幡「くらいっていうな、大切な事だろうが充分用事だ」
いろは「つまりは家から出たくないんですね?」
八幡「…いや用事がな」
いろは「なら明日は先輩の家に行っても良いですか?」
雪乃結衣「!?」ガタッ
八幡「は?やだよ、休みの日くらい休ませろ、休みなんだから」
いろは「いいじゃないですか、こんな可愛い後輩が先輩の家に行くんですよ?嬉しいじゃないですか」
八幡「自分で言うなあざとい、家で可愛いのは小町だけで十分だ」
いろは「あ、先輩今可愛いのは認めましたね」
八幡「おい話しそらしてんじゃねぇよ…まあ確かに実際はレベルは高いとは思うしな」
いろは「何ですか口説いてるんですか?言葉が弱すぎるので全然響いて来ないので出直してきてください、ごめんなさい」
八幡「何度目だよ、お前に何もしてないのに振られんのは…そろそろいい時間じゃないか?雪ノ下」
さっきからずっと恨めしそうに由比ヶ浜と俺の事を睨んでてめっちゃ怖いけど。
雪乃「…そ、そうね…今日の活動は終了しましょう」
八幡「何もしてないけどな」
椅子から立ち上がりカバンを持ち部室を出る。また雪ノ下と由比ヶ浜は俺の事を睨んでたけどな。やっぱ怖いんだけど、呪われたりしないよな?
いろは「せ〜んぱ〜い、一緒に帰りましょ〜」グイッ
八幡「だから引っ張んなっての」
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