第20話 共闘
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いる。
「なるほど......御坂美琴か。赤髪君の時間稼ぎと云った所か」
「えっ!?」
「この赤髪君は、彼女を守るために結構無茶をしていたからね」
「!?」
御坂は、苦しそうに身体を上げようとしているサソリを見て、哀しさと罪悪感が強くなる。
「ご、ゴメン......サソリ。あたしがもっと早く来ていれば、こんな事には」
途切れ途切れに言葉を絞り出すように御坂は言った。
何が守るよ
結局、サソリに助けられてばかりじゃない
砂が零れ出すと初春の姿から普段のサソリの姿へと変わった。
御坂と初春を一瞥すると口元だけを動かして嘲笑に近い笑みを向ける。
サソリの砂の身体が崩れ出して、崩壊が末端から中枢に近づいていった。
「次は本体で相手をしてやる」
そう木山に言うとサソリの身体は砂へと変わり、軽く山盛りとなっており、風で次から次へと流されて散在した。
「砂の分身体か......興味深いな」
木山がサソリだった砂の行方を眺めながら言った。
「あたしの友人に手を出しておいて、ただで済むと思わないでね」
「超能力者(レベル5)か......さすがの君も私のような相手と戦った事はあるまい。君に一万の脳を統べる私を止められるかな」
御坂はかつてない程未知数の木山を相手に汗をかく。
「初春さんは下がってて」
「は、はい」
初春の前に出て、御坂が初春の盾となる。
その姿は先程のサソリと重なった。
「もう、君は狙わないよ。レベル5に私の能力がどれほど通用するか試したいものだ」
狙う?
初春さんを?
「アンタまさか......!」
御坂が拳を握りしめた。
「赤髪君に予想外に粘られてね。倒すためにその子に狙いを付けたんだよ」
じゃあ、サソリはずっと初春さんを護りながら戦っていたってこと。
そんな人質紛いの事をされていて......
御坂には、倒れているサソリの姿が想起された。
「ごめんなさい......私がしっかりしていればサソリさんは」
御坂は、今にも泣きそうな初春の頭に手を乗せた。
「大丈夫よ。サソリは分身だったんだし。今頃ケロッとしているわよ」
「御坂さん」
「さあ、早く行って。またみんなでサソリの所に行きましょう」
「はい!」
初春を後方へと逃すと御坂は、木山とは比べものにならない大電流を走らせる。
間近で見ると私と比べものにならないな
赤髪君には、電撃に弱いことが倒す糸口になったが。
御坂美琴はどのように動くべきか
木山との戦闘が始まり、御坂は牽制と言わんばかりに頭の先から電撃を飛ばしていくが。
木山の周囲に遮蔽されるように弾かれた。
能力を使って電撃を躱したらしい。
木山は、アンチスキルの車から漏れ出しているガソリンに発火能力で火を付けると御
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