暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-B移ろいゆく季節〜He and girls of the day〜
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白が問題かもしれへん、とか。
「うん・・・」
「理由はなんなんかな・・・? わたしにあるんやったら言うてほしい・・・」
「ある意味、はやてが理由であり、俺自身にもある」
ルシル君がそう答えたら、「はあ!? はやてになんの問題があるっつうんだよ!」ヴィータと、「どういう理由です!?」リインが怒りを露わにした。わたしは顔を上げて「わたしとルシル君に・・・?」って小首を傾げる。
「あー、いや。俺自身への問題が大きいかも、な」
「で? その理由って何? 納得できないものだったら、強制的にはやての家に連れ帰るよ?」
ルシル君はそっぽを向いて、コホンと咳払いを1回。
「・・・その、なんだ。はやてももう中学生になる。これまで以上に多感な時期に入るだろう。それに、女の子として心身ともにいろいろと大変になるだろうし。そこに男子が一緒に暮らすとなると、お互いが気遣うことになる。ほら、あれだ。卒業式の朝、アリシアが言っていたように、綺麗に成長して行くはやてに緊張するのもある・・・。ああもう! はやてとドギマギした関係になりたくないから、はやての家を出て入寮することを決めたんだ!」
顔を赤くして、恥ずかしそうにその理由を教えてくれたルシル君。わたしも顔が熱くなるんを自覚する。嬉しいやら恥ずかしいやらで頭の中がぐるぐるや。嫌われたわけやなかった。わたしのことを案じてくれて、その上わたしをちゃんと1人の女の子として意識してくれてる。それがホンマに嬉しい。
「・・・ノロケかよ! 居なくなった理由、ノロケかぁぁぁ〜〜〜〜〜い!!」
シャルちゃんが大声で叫んで頭を掻き乱した。ヴィータとリインの怒りも完全に沈下してて、「あらあら♪」シャマルは微笑ましそうにわたしらを眺めてる。
それからすずかちゃん達とも合流して、ルシル君は「申し訳なかった!」深々とみんなにも謝罪した。
・―・―終わり!・―・―・
嬉しい理由やったけど、翌日からはさんざんやった。なかなか連絡も取れへんし、逢うことも出来ひんくなったし。そやから久しぶりに逢うたびに、ルシル君を怒ってる気がする。嫌われたないけど、こればっかりは乙女心を尊重してほしい。
「はぁ・・・。なんか叫んだらスッキリしたかも・・・」
「それは良かったね、イリス。ほら、ササッと書類を片付けるよ」
「うぃー」
シャルちゃんとルミナがデスクワークを再開したから、「よしっ。わたしらもササっと片付けよか、リイン」わたしも、わたし用のデスクに着いて、今回担当した事件の報告書の作成に入る。リインも、わたしのデスクの上に設けられた特製の小さなデスクに着いて、「はいですよっ!」システムを立ち上げた。わたしもシステムを立ち上げて、キーボードを叩いて報告書を書いてく。
「あ、
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