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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic1-B移ろいゆく季節〜He and girls of the day〜
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姿を見つけた。2人は反対側の歩道を歩いてる。
「シグナムやなのはちゃん達に知らせます」
「背後に回ろう。いきなり現れて驚かせてあげる」
シャマルが念話でシグナム達に伝えてくれた。ニッヒッヒ、ってイタズラっ子のような笑い方をするシャルちゃん。そうゆうわけで、わたしらはルシル君とアイリの背後を取るために行動開始。ルシル君の気配察知能力は尋常やないから難しいけど、今はもうどうにかしてルシル君を懲らしめたいからやる! それにしても・・・
『ルシル君とアイリちゃん。楽しそうにお喋りしてる・・・』
『あたしらにここまで混乱させておいて・・・』
『なんか、すごいイライラするです・・・』
『うん・・・。悲しんでた自分がアホらしなってきた・・・』
『・・・なんかもう、驚かせるのも手緩い。この鬱憤を・・・!』
――閃駆――
両脚を魔力で強化したシャルちゃんが、前方を行くルシル君とアイリに向かって突撃。止める間もなくシャルちゃんは「おらぁぁぁぁぁっ!」閃駆の速度を保ったままでの飛び蹴りを、「ぐはぁっ!?」ルシル君の背中に食らわせた。
「ひゃぁぁぁぁ!? マイスター!?」
文字通り吹っ飛んだルシル君の様子にアイリが悲鳴を上げる。そんで蹴りを繰り出したのがシャルちゃん、その後ろにわたしらが居ることを視認して、「あ、はやて達だ♪」満面の笑顔を浮かべて手を振った。
「はやて・・・!? それにシャル、ヴィータ達も・・・!」
起き上がったルシル君がわたしらの姿に目を丸くしてる。シャルちゃんが「言いたいことがいろいろあるけど、まずははやてから!」わたしに振り向いた。
「はやて・・・」
「ルシル君」
ルシル君の目の前にまで歩いて行って「っ!」振りかぶった右手で、「っつ!」パァンとルシル君の頬に平手打ち。ルシル君は僅かにフラついて、「すまない」謝った。
「手紙1枚だけ残して! なんの相談も無く勝手に出てかれて! 辛かった! 泣いた! そんで心配した!」
涙が溢れ出て来て、ルシル君たちの姿が滲む。両手で涙を拭ってると、ルシル君が「ごめん。配慮が足りなかった」わたしの頭を撫でてくれた。
「なんで・・・? 何でこんな急に、勝手に・・・わたしらの家を出てったん・・・!? 手紙に、わたしはもう孤独やないから、ルシル君が居らんくなっても平気って書いてたけど、そんなわけない・・・! ルシル君が最初なんよ・・・! わたしの孤独を埋めてくれたんは・・・! ずっと側に居ってくれて、それが当たり前で、ずっと続いてほしかった・・・!」
ルシル君にしがみ付いて、その胸に顔を埋めて問う。いろんな理由を考えた。リアンシェルトが何かしたんやないか、それともわたしに問題があったんやないか、となればわたしの告
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