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Eipic1-B移ろいゆく季節〜He and girls of the day〜
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いろと整理してると思うわ・・・。逢いたいのならまずは寮に行った方が良いかも・・・』

「ありがとう、母さん。行ってみるよ」

電話を切るフェイトちゃんや、シグナム達みんながわたしを見る。そんで「はやて。ルシルに逢いに行こう。そして、1発お見舞いしようよ!」シャルちゃんがわたしの前にまで来て、右手を差し出した。

「・・・・うんっ。行こう!」

そんなシャルちゃんの右手を取って、わたしは強く頷き返した。そんでわたしらはトランスポーターを使って、本局の第零技術部――通称、スカラボへと直通転送。そこで「やぁ、こんにちは」スカラボの主、ジェイル・スカリエッティ少将(愛称はドクターで、みんなそう呼んでる)と、「いらっしゃい」スカリエッティ家の五女、チンクからのお出迎えを受けた。わたしらは「こんにちは!」そう挨拶を返して、すぐにここを出て行こうとした時・・・

「あ、そうだ。ねえ、ドクター。昨夜、ルシルとアイリ、ここに来なかった?」

シャルちゃんがドクターにそう訊ねた。

「ん? 昨夜・・・、こちらで言うと早朝か。あぁ、来ていたようだよ。生憎と私は研究中だったこともあって顔を合わせてはいないが。確かチンクが応対していたようだが・・・」

「はい。2人とも多くの荷物を持っていましたから、トーレと共にその荷物を居住区の第3セクションにある第7局員寮へと運び入れる手伝いをしました」

「おや? 彼は居住区に引っ越しをしたのかい?」

「実は――」

シャルちゃんがドクターとチンクに事のあらましを伝えた。すると「あぁ、だからか・・・」チンクがそう小さく唸った。

「だからって、何かあったん?」

「何かと言うほどでもないが・・・。寂しそうな顔をしていたと思ってな」

寂しそう・・・か。それやったらなんで出てったんやろ。置手紙の内容からして自分の意思で出て行ったことはおそらく間違いない。でも、全部が全部ルシル君の決めたことなんやろか。何か陰謀的な・・・。そう、リアンシェルトが何かルシル君に言うたんかもしれへん。

「まぁとにかく。ルシルとアイリは今日1日、家財道具を買いに行くと言っていたから、第3セクションの家具店を捜せば逢えると思うぞ。行ってみると良い」

チンクから有力な情報を得られた。わたしは「おおきにありがとうございます!」お礼して、みんなと一緒に居住区・第3セクションへと向かった。最初に目指すのは、ルシル君とアイリのこれからの住居である局員寮。

「ってゆうか、ケータイにも思念通話にも出ぇへんってどうゆうことや!?」

「あー、なんか避けられてるっぽいね・・・」

「逃げてるんでしょ、どうせ。あたし達の前から勝手に出て行ったことに後ろ暗いんでしょ」

一切の連絡が取れへん。なんかもう、こう
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