原作開始前 編 解釈は人によって変わる
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「…………ん?」
目が覚めると知らない天井だった
「面倒くせぇ、夢オチじゃねぇのかよ…」
ムクリと起き上がると目の前に手紙が置いてあった手に取り開いて見ると
『やぁ!これを読んだという事は無事転生したんですね!おめでとう!』
女神からの手紙は、この書き出しで始まった
『君の特典について説明するよ、君の特典は…『黒円卓の聖槍』と『永劫破壊』『能力のデメリットを無くす』だよ』
凄く…チートです……どこの世界か知らないけど、がっつりチートだよ!俺tueee!になっちゃうよ!
アタフタする理由は他にもある
しかも聖遺物が黒円卓の聖槍??俺、自分の武器に呪い殺される??てか能力のデメリットの解除って何を解除してるのさ!
黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスヴルク・ロンギヌス)
詳しい説明は設定のページを設けるが、此処では呪い武器というニュアンスで良い、能力を使い続けるとトバルカインという生ける屍になってしまうというdies iraeの中でも一二を争うヤバい聖遺物だ
確かにある意味で印象が強いけどさ??そこは獣殿の聖槍とか蓮炭の女神(俺を転生させた女神では無い)が宿る断頭台とかじゃないの??てか俺の名字で決めなかった??
『大丈夫、大丈夫だから、ちゃんと君用にチューニングしてるし、能力のデメリットはトバルカインにならない事だからね、後のおまけがこんな感じ
1つ 永劫破壊特有の殺人衝動の消滅
2つ 渇望の有無に関係無しに歴代カインの創造が使用可能
だよ、だからあの聖槍の影打って言うより黒円卓の聖槍って言う一つ聖遺物って感じかな?他にもあるけどそれは後でね』
すごいアフターサービスだ…これなら創造使い放題だしカイン化もしない…でも
「俺の渇望ねぇ〜」
怒りの日の世界での渇望とは
今の世界に対する不満、自分の変身願望やなりたい存在、叶えたい情熱や理想、狂気と呼べる信仰など
まぁ有り体に言えば、それぞれが胸に抱く抱く理想や願いだ
それが叶わないからこそ願うそうであって欲しいと願う程に恋い焦がれるもの
ある男は友人や愛する人達との平穏で変わらない日常が永遠に続けばいいと思った
ある男は自分が女神と呼ぶほど愛した女性の為、自分の望んだ結末を迎える為に果てしないほどの永劫の円環を駆け抜けた。
ある男は全てを森羅万象全てを愛したいと願った、それは破壊という歪んだ形であったとしても
そして黄昏の女神は
あらゆる存在全てを抱きしめたいと願った
だから彼女は誰もが幸せに生きる事の出来る世界を作ったのだ
そんな感じで怒りの日の人間の力は時に世界や宇宙規模の改変や改竄を可能にする程のチート能力なのだ
「無いな……」
俺にはあの
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