第5巻
生徒会室での談笑×黒鐵改フリーズにより気絶した一夏
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
た。
「何を挙動不審な事をしている。デュノアのようにしゃんとしろ」
「きょ、教官・・・・」
ぱしん!と有難い出席簿エクスカリバーが炸裂した事で、今は教官ではなく教師としてここにいる。なので必然的に『織斑先生と呼べ』と、千冬に頭が上がらなかったラウラである。
「織斑先生、この騒ぎは一体?」
「分からんが織斑に何かあったようだ、そちらで何か知っているのか?デュノア」
「ちょっとお待ちを・・・・どうやら一夏、織斑少将が倒れられたようでブラック・シャーク隊の医療班が駆け付けたようです」
「一夏が!何があったのだ『落ち着いて聞いてもらってもいいですか』あ、ああスマン。何があったのかは簡潔で頼む」
詳細は保健室に向かいながら話したが、俺が創造神黒鐵の事については知らんけど黒鐵改については知っているのでそれ関係だと話したシャル。部活棟保健室には、既にブラック・シャーク隊が関係者以外立ち入り禁止区域として設定した事で野次馬を排除していた。その中に桜花がいたので、敬礼してから簡潔に話した桜花であったな。
「織斑少将に一体何があったのですか?」
「シャルロットさん、詳しくは中でお願いしますがそれ以外の者達はここから離れるようお願いします」
「私は織斑一夏の妹ですが『いくら家族でもこれは極秘なのです』そうですか、しばらくここで待ちますが野次馬共は私が押さえておきますので」
そんでセシリアとシャルと更識姉妹は中に入っていると、カーテンを開けたらベッドに横たわっていた俺が静かに眠っていた。関係者以外立ち入り禁止にしたのは、次元パトロール隊と記憶共有者以外には聞いても疑問するからだ。織斑少将が創造神黒鐵だとね。
「月中基地本部からだと、どうやら別外史にてロストした織斑少将が黒鐵神殿内にて再構築中だと言う事です」
「もしかして神殺し系統の武装で消滅してしまったからでしょうか?」
「まさしくそれですが、今回上層部もこの事に関しては箝口令を敷かれました。我らブラック・シャーク隊が独自に動けるのは、この為かと思われます」
「だからここにいる一夏が停止したんだね」
「それに創造神黒鐵だと言う事を知っているのは、現段階で我らだけですからね」
創造神黒鐵は織斑一真が神格した時の名であり、神殺し系統の武装で殺された事で教訓として黒鐵神殿が建てられた。全外史にいる織斑一真をフリーズさせて、やがて再起動するようになっているのであとは目を開けるのみとなった。あちらでは復活した事で、そろそろこちらの織斑一真も目覚める頃には夕方になっていた。目を開けたのは夜だったが、その頃になると生徒や教師は各寮にいた。
「・・・・ん、ここは・・・・」
「隊長、気分はどうですか?」
「俺は『どうやら黒鐵
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ