暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒衣の創造神〜
第5巻
生徒会室での談笑×黒鐵改フリーズにより気絶した一夏
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い癖で言ったらしいな。仕草的には社長秘書やメイド長とも思える雰囲気を持っている。

「織斑さんも、どうぞ」

「どうも・・・・にしても楯無にお嬢様は似合わんぞ」

「あ、何気に酷い事を言うわね」

「そりゃそうだよお姉ちゃん、私も一夏に一票入れる」

お茶を注いでもらってから、本音は冷蔵庫からケーキを取り出した。簪もサラッと酷い事を言ったが、流石に姉妹なのかスルーされた。ゆっくりした動作で眠気が残っている本音は、足取りからして危ないのに一切転んだりしないまま持ってきた。

「おりむー、ここはねー。ここのケーキはねー、ちょおちょおちょおちょお〜・・・・美味しいんだよー」

「止めなさい、本音。布仏家の常識が疑われるわ」

「大丈夫、大丈夫っ。うまうま♪」

「・・・・・」

ケーキのフィルターについたクリームを一心不乱に舐める妹に対して、厳格な姉は思いっきりグーパンチで叩いた。涙目で訴えてくるが、姉妹仲はどちらも変わらないようで。だが客の手前なので、楯無は改めて告げてから俺に向き合う。

「こないだ言った通り、一夏が部活動に入らない事で色々と苦情が寄せられているの。生徒会は一夏をどこかに入部させないと不味い事になったのだけど、それは時間で解決する事だわ。何せ国連軍少将をやっている忙しい身なのは、今日発表したしね」

「まあな。学園祭での投票決戦だが、本来だと一位が強制入部のはずが上位入賞者にしたんだろ」

こちらはISと軍の長としているとして、コーチとしての仕事も増えた事で部活動やっている暇がない。それに女子ばかりの部活動と言うか、大人の男性が一人混じった部活動をすると完全に浮く。

「ま、そうだと思って簪ちゃんも呼んだのだから」

「俺の部下として配置したのはいいが、これからは楯無も加わるのだろう?ISと生身で」

「まあね〜いつまでも一夏に頼ってばかりいると生徒会長=最強だと疑問に思えるしね」

紅茶を飲んでからケーキを頂いたが、指導に関してはこちらが自由にやらせてもらうつもりだ。本来の主人公は弱すぎて話にならない程だし、専用機持ちよりも弱すぎて話にならない。

「それで?お姉ちゃんも一緒ってどう言う事なの?」

「決まってるでしょ、簪ちゃん」

姉妹同士の話し合いがすぐに終わったのは予想付いたが、一応勝負する事となったので畳道場に来ていた。楯無は日本古来の武芸者スタイルだが、俺はいつもの黒い戦闘服を着ている。簪は近くにいるが、勝負と言っても小手調べとなるけどな。

「一応ルールとしては、俺を床に倒せたら楯無の勝ちとする。逆に楯無が続行不能となれば俺の勝ちとするが」

「いいわよそれで。一見不利に見えるけど、加減をする一夏にとっては肩慣らしにもならないかな」

「ど
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