死神様は超修羅場!?
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。
恐怖心と興味が交錯するなか、
男性を助けなければ、という
使命感に駆られた。
ちょうど鉄パイプも..................
......................
..............入ってない。
ええええええええええええ?!?
冗談だろ!?おい嘘だろ!?
マジかよ詰んだよ
パラレルワールドだよ..............
異形「武器なんか捨ててかかってこい」
的な感じで鼻息を荒くしている。←鼻ってどこ?
男性「うわぁぁぁぁぁ!!??」
異形は男性の頭部に吸い付いた。
否、食べた。
俺は今までになく恐怖に駆られた。
こんなことってあるんか?
ナイナイナイナイナイナイナイナイナイナイナイ
でも今俺の目の前にはそいつは相変わらず
存在している。
否定することは不可能なのだ。
俺はどうしようもなく..............
頼みの綱が「鉄パイプ」
どこにもないのだ。
更にはここは狭い路地裏の大広間。
狭いことには変わりはない。
詰んだ。詰んだよああ畜生!!
俺「悪い冗談だ............」
紫乃野に誘われたゲームであれば
理解できるのだが、
あいにく現実である。
魔法とか剣術なんて使えないのである。
剣術....................??
確かに魔法は使えない。
火とか水なんかが突然現れるなんて
常識を逸脱している。
気体の温度を下げることにより
液体=水にはなるが、
温度を下げるなんて器具でもなければ
不可能だ。
でも、剣術はどうか?
剣をゲームで見る通りに全力で
叩き込めば........
いけなくはない。
食われた男性は木刀を持っていたらしい。
そこら辺に転がっている。
俺「殺らなきゃ死ぬってか............。」
俺は木刀を構え、奴に向かって
俺「くらえええええええ!
コスモスラァァァッ!!!!!!」
もちろんエフェクトなんて出ず、
奴に叩き込めることなんてできなかった。
俺は後悔していた。
俺「なんで衝撃波攻撃にしたんだ俺は.............」
木刀構えて一発ぶっさせばどうにかなったかも
しれないというのに
俺はいったい何をしてるんだ。
異形「グゴオオオオオオオオ」
奴はこっちに気がついたようだ。
低く唸り、こっちを見据えている。
グロテスクな吸盤式の口からは涎が
垂れている。
キモい。
奴は蠅のような羽をカチカチと鳴らし、
低空飛行を開始した。
ゆっくりと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ