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死神様はネット厨のようで!
死神様は超修羅場!?
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恐怖心と興味が交錯するなか、
男性を助けなければ、という
使命感に駆られた。

ちょうど鉄パイプも..................




......................




..............入ってない。

ええええええええええええ?!?

冗談だろ!?おい嘘だろ!?
マジかよ詰んだよ
パラレルワールドだよ..............

異形「武器なんか捨ててかかってこい」

的な感じで鼻息を荒くしている。←鼻ってどこ?

男性「うわぁぁぁぁぁ!!??」

異形は男性の頭部に吸い付いた。

否、食べた。

俺は今までになく恐怖に駆られた。

こんなことってあるんか?

ナイナイナイナイナイナイナイナイナイナイナイ

でも今俺の目の前にはそいつは相変わらず
存在している。
否定することは不可能なのだ。

俺はどうしようもなく..............

頼みの綱が「鉄パイプ」
どこにもないのだ。

更にはここは狭い路地裏の大広間。
狭いことには変わりはない。
詰んだ。詰んだよああ畜生!!

俺「悪い冗談だ............」

紫乃野に誘われたゲームであれば
理解できるのだが、
あいにく現実である。
魔法とか剣術なんて使えないのである。





剣術....................??

確かに魔法は使えない。
火とか水なんかが突然現れるなんて
常識を逸脱している。

気体の温度を下げることにより
液体=水にはなるが、
温度を下げるなんて器具でもなければ
不可能だ。

でも、剣術はどうか?
剣をゲームで見る通りに全力で
叩き込めば........

いけなくはない。

食われた男性は木刀を持っていたらしい。
そこら辺に転がっている。

俺「殺らなきゃ死ぬってか............。」

俺は木刀を構え、奴に向かって

俺「くらえええええええ!
コスモスラァァァッ!!!!!!」

もちろんエフェクトなんて出ず、
奴に叩き込めることなんてできなかった。
俺は後悔していた。

俺「なんで衝撃波攻撃にしたんだ俺は.............」

木刀構えて一発ぶっさせばどうにかなったかも
しれないというのに
俺はいったい何をしてるんだ。

異形「グゴオオオオオオオオ」

奴はこっちに気がついたようだ。
低く唸り、こっちを見据えている。
グロテスクな吸盤式の口からは涎が
垂れている。

キモい。

奴は蠅のような羽をカチカチと鳴らし、
低空飛行を開始した。

ゆっくりと




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