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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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事務室にて


タマスポ店長:「さっどうぞどうぞ」


サトシ「失礼します」


サトシとタマスポの店長は
椅子に座り、テーブル越しに話をした。


サトシ:「では、早速ですが、、」


タマスポ店長:「ウチと契約したいんですね?」


サトシが話しを切り出す前に
タマスポの店長は率直に言った。


サトシ:「あっさすがは店長。お話が早いっ」
サトシ(急に様子が変わったな。)



タマスポ店長:「ウチは大型スポーツ店。
スポーツ用品はもちろん 、お客様のニーズに
応えるため依頼された一般スポーツ団体の
ユニフォーム作成から注文等も
承っております。又、契約しているメーカーも
幾らかありまして、今後契約を増やす予定は
まだ未定でして、、、」


サトシ(さすがは店長といったとこか。
一筋縄じゃいかなそうだな。)


タマスポ店長の様子の変化に一瞬驚いたが、
サトシは退かずに話を続けた。


サトシ:「何も急いで契約して頂こうとは
こちらも思っておりません。ただ、
今日は店長さんに見て頂きたい
ものがございまして」


タマスポ店長:「見て頂きたい物ですか?」


サトシ:「はい。パンフレットでのご説明に
なりますが、実はこの、、」

サトシはカバンから
パンフレット出そうとした。
しかし、、、


ガサガサ (カバンに手を入れる)

サトシ(ん?湿ってる)

サトシがカバンの中を覗くと、、、








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