6部分:第六章
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て来て声をかけてきたのである。笑顔が明るく可愛いものになっている。
「今日だけれど。アニメショップに付き合ってくれる?」
「ああ、いいよ」
にこりと笑って良美に答えた。
「じゃあ今日もね」
「うん、御願い」
首を右に傾げてにこりと微笑む良美であった。
「それで明日は信繁君の言う場所よね」
「その順番だったよね。それじゃあそういうことで」
「宜しく」
そう言い伝えるのであった。二人はお互いの顔を見てにこやかに笑っている。クラスメイト達はそんな二人の顔を見て呆れた笑みでまた言うのである。
「どうやらヤオイとノーマルでも」
「真っ当な恋愛になるんだな」
「みたいだな」
そう話す。しかし今の信繁にも良美にもそれは耳には入らなかった。ただ二人だけの世界でにこやかに話をしているだけであった。心地よい世界の中で。
ヤオイとノーマル 完
2008・1・25
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