第5巻
放課後の出来事
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」
「ま、IS学園の生徒会長と言うと・・・・何か来るな」
楯無と話していると気配を感じ取ったのか、前方から粉塵を上げる勢いの女子が走り込むと言うより竹刀を片手に襲い掛かってきた。
「覚悟ぉぉぉぉっ!?」
「毎日がこれなのか?楯無」
反射的に俺は竹刀を躱す所か、竹刀ごと握ってから左手の手刀で叩き込む。迷いのない踏み込みまでは良かったが、俺の戦闘狂を目覚めさせるようにしてすぐに倒したと同時に窓ガラスが破裂した。楯無の顔面を狙い、次々と矢が飛んでくるが俺の手にはハンドガンを持っていたので次々と矢を粉砕しながら見ると隣の校舎窓から和弓を持った袴姿の女子が見えた。
「こちとら自然と対処してしまったが、俺としては傍迷惑な事案だな」
「ゴメンね一夏。しかもハンドガンで矢を粉砕する何て、人間業じゃない気がするわ」
そんで素早く転がっていた竹刀を投擲すると、見事に弓女の眉間に当たる事で撃破した楯無。隙が生まれたように見えたのか、廊下の掃除ロッカーの内側から三人目の刺客が現れる。両手にボクシンググローブが装着されていて、軽やかなフットワークと共に体重を乗せたパンチで襲ってくる。
「IS学園は元気で一杯のようだね・・・・こちらとしても少々実験したかったんだ。すぐに終わるなよな?」
「あー、例の剣を擬態させたグローブと言う事ね。IS学園において生徒会長と言う肩書は最強であれ何だけど、国連軍少将である一夏なら私さえも超えてしまう強さを持ってるからね」
ボクシング女の猛ラッシュを紙一重で躱し続けてから、擬態させたグローブとなり右ストレートでグローブ同士が当たって念力で吹っ飛ばして登場したロッカーに逆再生よろしく叩き込んで沈黙した。
「ふう・・・・元気なのはいいが生徒会長が常に狙われているから騎士の一人として見てもらう事は傍迷惑だ」
「ごめんね、最強である生徒会長は何時でも襲ってきて良いと言う事になってるの。勝てばその場で生徒会長になれると言うシステムになっちゃった」
「楯無が就任してから、襲撃はほとんどなかったらしいがやはり原因の一つが俺かもしれん。楯無が俺を景品扱いしたのだから」
「あーそれは有り得るわね、上位を取れ無さそうな運動部とか格闘系が実力行使に出たんで私を失脚させて景品キャンセル。ついでに一夏を手に入れる、はずだったんだけど実力違いなのは状況を見れば分かるわよね」
俺は楯無より強い事を知ってるのは、IS学園だとセシリアとシャルと簪と一部の生徒会だろう。本来だと年上なのかからかってくるが、俺が上なのでそんな事をして来ないので本来と随分違う性格とも言えるかも。
「ま、戦闘を改めて見せてもらったけど一度は生徒会室に来る?」
「最初からそう言え、俺としては準備運動にもならなか
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