第五十話 小沢中尉!体操を観るなら女子!!その六
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「女の子同士は壮絶だ」
「ですね、何かもう」
「女の子の世界って怖いんですね」
「じゃあ天理高校の女子寮もですね」
「離れて見るものですね」
「そういうことだ、離れて見ていれば変態にも思われない」
尚作者は素で不審者扱いされるのが常だ。
「近寄らない限りは想像しても自由だ」
「それが女子寮ですか」
「想像に留めておくべき存在ですか」
「絶対に中に入ったらいけない」
「そうした場所なんですね」
「そうだ、私も入ることはしない」
漁色家である悪田部ですらだ。
「幻想とは全く違うからな」
「ううん、現実って怖いですね」
「特に女の子の世界は」
「実は、なんですね」
「怖い世界なんですね」
「あなたの知らない世界だ」
もっと言えば知らない方が幸せな世界だ。
「女性の世界に幻想を抱いてはいけない」
「作者が知った現実ですね」
「女の人は怖い」
「女の人には逆らうな」
「男の百倍は怖い、ですね」
「その通りだ、私も遊んでいるが」
それでもというのだ。
「女性の世界に入ると大変なことになるのだ」
「女の世界に首を突っ込むな」
「迂闊にはですね」
「さもないと恐ろしいものを見る」
「そういうことですね」
「そういうことだ、ちなみに天理高校は女生徒の方が少ないが」
大体三対二で男子生徒の方が多い。
「しかし天理教全体では違う」
「女性の方が多いんですね」
「あの宗教は」
「何しろ教祖の方が女性だ」
そのはじまりからなのだ、奈良の農家の奥さんであられた。
「そして婦人会は神様が自ら作れと言われたのだ」
「ああ、女の人の方はですか」
「神様のお声掛りですか」
「もうお墨付きなんですね」
「青年会は自分達で作った」
婦人会が神様のお声掛かりだったのに対してだ。
「その差があるしだ」
「しかも数が多くて」
「教会は奥さんが実質仕切ってるから」
「もう女性の力が強い」
「それも洒落にならない位ですね」
実は八条学園の中には天理教の教会もあるので二人も知っているのだ、天理教の教会の事情をある程度にしても。
「だから天理教では女の人は敵に回すな」
「そういうことですよね」
「そうだ、しかし奇麗な人が多い」
作者が見たところだ。
「何故か小柄な人も多い」
「ああ、そうなんですね」
「作者の見立てで」
「作者小柄な女の人好きですからね」
「自然とチェックがいったんですね」
「そうだ、その作者の見立てだ」
それによる、だから人によって違うと言うかも知れない。
「奇麗な人が多い、可愛い娘もだ」
「天理高校もですね」
「作者が通っていた時も」
「可愛い娘多くて」
「しかも小柄な娘が多かったんですね」
「そうだ、しかも女性の方が多いのだ」
天
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ