第1話 引き裂かれた平和
[3/4]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
上がる。
それを目撃したバッフェは、ヴァルヴレイヴIに向かって突進し、弾を放つ。
ハルト「武器は!?」
ピノ「フォルド・シックルという鎌があります!」
ヴァルヴレイヴIはフォルド・シックルを右手に持ち、接近してきたバッフェを一刀両断にしていく。
ピノ「ジー・エッジという刀も使用できますよ!」
高いところにいるバッフェに対しては、ヴァルヴレイヴIはジャンプしてジー・エッジで一刀両断にした。
そして残る敵機は1つ、イデアール。
ハルト「あんな高いところにいるとは、この兵器で空を飛ぶことは出来ないのか!?」
ピノ「飛べますが、熱量が一気に上がりますよ!」
ハルトは、モニターにて熱量インジケータがあることに気付く。
ヴァルヴレイヴは、熱量が100を超えるとオーバーヒートになり、動けなくなる。
そのような事態を怖れたハルトは、ジャンプしつつイデアールに攻撃を当てることにした。
ジャンプしてシックルやエッジを振りつつ、イデアールに攻撃を当てようとするヴァルヴレイヴI。
しかし、並みでないほど華麗な動きで操縦されているイデアールには当たらない。
エルエルフ「強い兵器を持っていても、我等ドルシアに敵うものか!こなごなにしてくれる!」
空を飛ぶイデアールにはなかなか手も足も出ない。
ハルト「ここまでなのか…」
ピノ「頑張ってください、ハルトさん!」
悩んでいると、こんな言葉を思い出す。
それはショーコの、「本気で勝とうと思ってなかったでしょ」という言葉だった。
ハルト「僕は…、本気で勝ちたい!」
ピノ「その調子です!」
すると、ハルトの体からルーンの光が強く光る。
そしてハルトは1つ閃いた。
ハルト「飛び道具はないのか!?」
ピノ「敵機、こちらに砲撃を仕掛けようとしています!」
気が付くと、イデアールはヴァルヴレイヴIに向かって砲筒を向けて弾をチャージしていた。
ピノ「ストライク・ブレイズという防御用兵装を使ってください!」
ヴァルヴレイヴは少し動き、ストライク・ブレイズを使ってイデアールの砲撃の直撃を免れる。
エルエルフ「ジオールの兵器、少し見くびりすぎたか…!」
ピノ「バス・バスターという飛び道具があります!」
ハルト「そんな飛び道具が何処に!?」
ピノ「肩部にて展開できます!」
ヴァルヴレイヴIは、イデアールに向かってバスターを放つ。
イデアールはそれを避けようとするが、そのバスターに少しだけ当たってしまった。
ピノ「少し当たりました!見事です!」
ハルト「相手、やっつけなきゃ!」
するとイデアールは、モジュール77の外に向かって飛んで行った。
ハルト「逃がすものか!」
ピノ「相手は撤収しようとしているのではないですか!?」
エルエルフ「傷つけられたことのない俺の兵器に傷をつけるとは…
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ