共闘
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ろーが!!」
アルトの言葉に少々決まりの悪い様子でガジルは言い放つ
その直後、アルトはからかうような表情を笑みに変えて言った
「だが、お前の提案には賛成だぜガジル・・・正直、俺もここまでラクサスが底なしだとは思ってなかった」
アルトがそう言うと、ナツがゆっくりと立ちあがる
「この空に竜は二頭いらねえんじゃなかったか?」
「いらねえな・・・だが、こうも雷がうるせえと空も飛べねえ」
笑みを浮かべて言うナツに対し、ガジルも口角を上げて言った
「今回だけだからな」
「当たり前だ!! てめえとはいずれ決着をつける!!」
ナツに向かってそう宣言したガジルはアルトの方にも体を向ける
「もちろん、てめえとの決着も忘れちゃいねーぞ!!」
「あぁ・・分かってる」
鋭い目つきのガジルが言う
アルトはその視線をしっかり受け止めると、ラクサスに拳を向ける
「行くぞ!!!!」
気合の入ったアルトの声が大聖堂に響き、本人は突進してラクサスとの距離を詰める
ナツとガジルも同時に地面を蹴りだし、ラクサスに攻撃を放った
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