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Blue Rose
第六話 声も身体もその十二

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「食べたいんだけれどな」
「じゃあお昼食べたら」
「食いに行こうな」
「売店まで行って」
「学園の中のコンビニとかな」
「コンビニに行ったら」
 それこそとだ、優花は龍馬に笑顔で応えた。
「アイス色々あるしね」
「じゃあコンビニ行くか」
「そうする?コンビニ行くんだったら」
 優花は微笑んで龍馬に話した。
「雑誌買おうかな」
「漫画か?」
「今日週刊少年エイトの発売日だからね」 
 八条グループの出版社である八条出版が出している週刊漫画雑誌だ、この出版社の漫画部門の主力の一つでもある。
「朝買いそびれたから」
「昼にか」
「買っておきたいんだ」
「エイト面白いしな」
「うん、だから毎週買ってるんだ」
 欠かさずにという言葉もだ、優花は言葉の中に入れた。
「それでなんだ」
「よし、じゃあな」
「コンビニ行く?」
「そこに行こうな」
 是非にとだ、龍馬も応えた。
「食い終わったら」
「それじゃあね」
「やっぱりコンビニっていいよな」
「何でもあるからね」
「ああ、揃ってるからな」
 生活に必要なもの全てがだ。
「本当にいい場所だな」
「僕もそう思うよ」
「じゃあ行こうな」
「食べ終わったらね」
「アイス買って、俺も雑誌買おうか」
「エイト?」
「月刊の方な」
 月刊少年エイトである、言うまでもなく週刊の姉妹誌である。
「そっちな」
「そっちだね」
「それ買うか」
「じゃあコンビニだね」
「一緒に行こうな」
 こうした話を仲良くしてだった、二人は昼食の後学園の中にあるコンビニに向かった。そしてアイスとそれぞれが買いたい漫画雑誌を買ったのだった。


第六話   完


                    2016・1・25
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