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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第三話 弟の死と堕天使との邂逅
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・・!!!!!!」
そんな事を呟いていたイッセーであったが公園のある一角に目を通した瞬間その表情は驚愕のモノへと変わるのであった。当然だろう、自身の弟の誠治がボンデージっぽい服装に背中から黒い羽根を生やした黒髪ロングの美女が持つエネルギー状の槍に貫かれているのだから
「バイバイ誠治君。貴方デートの腕はまぁまぁ良かったけど内面が何か吐き気を催すモノを感じさせたのがアウトなのよね。」
彼女・・・・・レイナーレ”は堕天使である。そんな彼女が誠治を殺す理由は彼に宿る神器と呼ばれる物を危険視した上の者の命だからだ。殺害する前に良い思いをさせてやろうと彼女を演じる事にしたのだがデートセンスは良かったが彼の内側にどす黒い何かを感じてあまり良い気持になれなかったのである。そして目的を果たしてその場を去ろうとしたその時
「うぉりぃやああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
ドゴォオオオオンッ
「グバッハァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!?」
「キャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!?」
突如飛び込んできたイッセーが瀕死の誠治にハンマーを振り下ろし止めを刺したのであった
「な・・・・・何でここに?というか何でこんなことを?」
「あ、ゴメン。間違えちゃった♪」
薄れゆく意識の中テヘッと笑いながらそう答えるイッセーを見た誠治は内心こう思った・・・・・「絶対わざとだろ!!」と
「あ、貴方・・・・誠治君のお兄さんの兵藤一誠よね?」
「そういう君は・・・・確かコイツの彼女になった天野夕麻だよな?」
「それは偽名、私の本名はレイナーレよ。」
「んで堕天使でもあるってわけ?」
「!!?な、何で貴方がそれを知っているの!!!?」
「まぁそれは企業機密と言うヤツだよ。」
「と、ともかく、見られたからには貴方を生かしておくわけにはいかないわ・・・・・・悪いけど死んで貰うわね。」
そう言ってレイナーレはイッセーに光の槍を投げるが
「せいやっ!!!!」
バシィイイインッ
「えええええええええええ!!!!!!!?」
レイナーレは目の前の異常事態に思わず驚きの声を上げるのだった。まぁ、光の槍がテニスラケットで弾かれれば誰でも驚きはするだろう
「これぞ鼻毛真拳奥義テニスの守護神”!!!」
「奥義!!?今のは技なの!!!?」
イッセーの言葉に驚きを隠せないレイナーレ。そんな時、彼らのすぐ傍に魔法陣が発生するのであった
「この紋章は・・・・・グレモリーの!!!!」
「取り敢えず場所変えて話そうか?色々聞きたいこともあるし。」
「・・・・・そうね。」
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