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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第三話 弟の死と堕天使との邂逅
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取蒼奈”ことソーナ・シトリー”の疲れ切った声を聴いた紅髪の女生徒・・・・リアス・グレモリー”は察するのであった。ソーナが溜息をつく理由・・・・・それは先程駒王学園の問題児である変態2人組が学園一の有名人である兵藤一誠から重火器を渡された女生徒達によって蹂躙されたという報告があったからだ

「何時も思うけど・・・・・彼どこからあんな物仕入れてるのかしらね?」

「全くですね。それで死人は一切出ていないのが不思議ですよ・・・・・・それでどうしたのですかリアス?貴女が此処に来るなんて珍しいですね。」

「・・・・・・・・昨夜はぐれ悪魔討伐に向かった時、関東野菜連合を目撃したのよ。」

「!!!・・・・本当ですか?」

「ええ、討伐対象のはぐれ悪魔をリンチしてたわ。」

頭を押さえながらそう答えるリアス。気付いてる方もいるでしょうが実は彼女達、人間では無く悪魔なのである。この駒王の管理を魔王から分担して任されているのだ。そしてそんな彼女らの会話に出て来た関東野菜連合・・・・・数年前から目撃情報が出て来た謎の野菜集団で野菜を残した者はそれが人間だろうが悪魔だろうが天使だろうが堕天使だろうが関係無くリンチするという恐ろしい集団であるのだ。最近ではフェニックス家の三男坊がニンジンを残した事で連中にリンチされたとか

「それで一応伝えておこうと思ってきたわけよ。」

「ありがとうリアス。お互い彼等の標的にされないよう気を付けましょうね。」

「そうね。」

疲れた表情で互いにそう言う2人であった














-翌日-

ガララッ

「ち〜っす。」

「あ、おはようイッセー君!ねぇねぇ、イッセー君知ってる?」

教室に入って早々イッセーはクラスメイトの女子にそう尋ねられた

「何を?」

「君の弟の誠治君に彼女が出来たって話。」

「彼女?初耳だな。そもそもアイツとはここ数年以上碌に会話した覚え無いんだよな・・・・・何でだろ?」

「へぇビックリだね。」

「まぁ別にどうでも良い事だよな!」

「だね。ところでイッセー君、今度また皆でカラオケ行かない?」

「良いね!そうだ、あの人達”もまた呼ぼうか?」

「こ、今回は学校のメンバーだけで行きたいな(汗)」

何故か冷や汗を流しながらそう答える女生徒

「そうか・・・・まぁそれも良いか!!!」


















-数日後、とある公園-

「いやぁ、久々のカラオケは最高だったな。」

クラスメイト達とのカラオケから帰る途中のイッセーはとても上機嫌であった

「今度はアイツ等”とカラオケに行くのもアリかもな・・・・・
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