帝都の一番長い日4 帝劇解放と宣戦布告
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「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」
「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」
「これが私達の絆の力です」
「「破邪剣征・桜花天舞」」
「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、たった4人に、この敗北は計算外じゃああああ」
そして、木喰は、木喰の魔装機兵智拳と共に爆発した。
そしてさくら達は、大帝国劇場内部に潜入した。
しかし、劇場部分には人が、一人もいなかった。
「直哉君これはどういうことなの?」
「僕にもわからないよ、ここを脱出前は、あんなにいた兵士が今はいないなんて」
「とりあえず慎重に、地下司令室に向かおう」
「そうね」
4人は地下司令室に向かった。
4人が、司令室に向かうと、大神や花組全員が4人を出迎えた。
「直哉、さくら君すまなかった、本来だったら一緒に行って帝劇を解放するべきだったが、二人に任せてしまって」
「言えいいですよ、今回の事は僕のほうにも、落ち度がありますしね」
そんな和やかな雰囲気は、彼らの登場で一変する。
「久しぶりだな、大神一郎よ」
「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」
「それはな・・・」
「お前達帝国華撃団に、宣戦布告する為だ」
「何だって!!」
京極の言葉を聞き、驚く現職の陸軍大臣が、軍事クーデターの主犯そして、黒鬼会の首領とは思っていなかった。
「何で、現職の大臣の貴方が何故このようなことを?」
「何故だと?私はかつて、自分が自分でない者に支配されたかすかな記憶が残っている。実に気持ちが良かったが、お前達によって、その者は倒されたが、その時私は、実感した。この世を支配するには、絶対的な力が必要だとな」
「それは断じて違う、そんなのはまやかしだ」
「何だと!!ならば試してみるがいい、私の言葉が正しいか、大神貴様が正しいかをな」
「ふ、せいぜい頑張る事だな、行くぞ鬼王」
「ハッ帝国華撃団よ、我等の本拠赤坂へ来い、そこで我らとの決着を付けようぞ」
そう言って、京極と鬼王は、消えていった。
京極達がいなくなった後の、地下司令室では・・・
「まさか京極陸軍大臣が、今回の軍事クーデターの首謀者で、鬼王たちの首領だったとは」
大神はまだ信じられないと言う様子だった。
「京極さん、ついに黒鬼会の首領としての姿を見せましたね」
「大神さん。やつらは、この戦いで、僕達を潰す気と思うので、注意してくさい」
「ああ、任せろ直哉」
「大神さん出撃命令お願いします」
「帝国華撃団花組出撃せよ!!目標地点赤坂黒鬼会本拠だ!!」
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