大神の試練 紐育篇1 再会の二人
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翔鯨丸内・・・
「はあ、俺大丈夫かな?」
「何がですか?大神さん」
「ああ、エリカ君、いやね紐育行って俺の試験がなんだろう。ときになってね」
「ああ、そうですね私も、大神さんの気持ちわかりますよ」
「そうなのかい?エリカ君」
「ええ、私も取って置いていたプリンをいつ食べるか迷いますもの」
「ヘップリン・・・俺の悩みは・・・エリカ君にとって、俺の悩みはプリンと同等なのか・・・」
「あれ、大神さんしっかりして下さい」
「ああ、大丈夫だよエリカ君。そう言えば、さくら君は?」
「さくらさんなら艦橋にいましたよ」
「フーン直哉君と姉弟の話でも、してるのかな?」
大神はそう思っていた。
そのころ翔鯨丸の艦橋にいるさくらは・・・
「それじゃあお願いね、ラチェット後一時間ぐらいで着くから」
「ええ、わかったわ着陸地点に、迎えに行くから」
「ありがとう」
「でも残念だわ」
「え、何のこと?ラチェット」
「今回の件で、直哉君に会えると思ってたから」
「ああ、成る程」
「ラチェットごめんなさいね今、直哉君は帝都から離れないから」
「ええ、わかってる世界的に見ても、帝都で起きてる霊的災害や、異世界からの接触が一番多いのは、日本だしね」
「それと、ラチェット大神さんの試験についてなんだけど、どんなのなの」
「大丈夫よ、舞台に、数日出て貰うだけよ、確か大神さんて方帝劇で、舞台に出た事あるんでしょう?」
「ええ、それはあるわね」
「なら大丈夫よ」
「それじゃあラチェット、また後でね、後サニーサイドさんによろしくと伝えて」
「わかったわ、さくらまた後で会いましょう」
さくらは通信を切った。
「さて、大神さんのところに行きましょう」
そして、さくらは大神とエリカのいる部屋に向かった。
1時間後・・・
翔鯨丸は、紐育に着いた。そこで大神、エリカ、さくらを出迎えたのは、一人の金髪女性だった。
そのころ日本にいる新次郎は、大神と同じモギリをしていた。
「あれ、僕帝国華撃団の隊長だよね、何でモギリしてるんだろう?」
「いたいた、大河君」
「あ、アイリスちゃんどうしたの?」
「うんアイリスね、大河君を呼びに来たの」
「え、僕をどうして?」
「いいから来て、大河君」
「うわあーー」
新次郎は、アイリスに強制的に衣裳部屋に連行された。
「アイリスここで一体何するんだい?」
「何って新次郎君ここで着替えて、新次郎君が帝劇の舞台に出るんだよ、今から」
「ええーーーーー」
新次郎が、驚き叫んだのだった。果
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