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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL15 届く声、失う心
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零治君に返そうとしているんだと思う」
「そんなの………!!」
「零治君には関係無いじゃない………!!」
俺が怒る前にアミタとキリエが怒っていた。何か怒るタイミングを逃し、イマイチ怒れない………
「因みに子供の名前は?」
「流石にそこまでは分からなかったよ。………だけど彼等はまたやって来る。今度は今日みたいな事にならない様にセキリティを強化するつもりだ。零治君も気をつけたまえ」
また来る………それはある意味、加奈の事を聞くチャンスがあると言う事。
今度こそ………
「取り敢えず相手の説明はこれくらいでいいだろう。何か質問はあるかい?」
「大丈夫です」
「そうか。続けて話をしても大丈夫かい?」
「はい」
身体は辛いものの話を聞く分には全然平気なので問題ない。
「それじゃあ次は今回のデュエルについてだ。零治君は当然違和感に気が付いていたよね?」
「はい。まるで現実で戦っている様でした」
「それが今回のハッキングの影響。簡潔に言えばダメージをそのままフィードバックすると言えばいいかな」
「えっ、それって………」
「強制停止があと一歩遅かったら零治君は死んでいてもおかしくなかったかな………最後の一突きは確実に致命傷だっただろうしね」
腹部を意識すると再び激しい痛みが一瞬走った。
「零治君大丈夫!?」
「ああ、大丈夫………」
慌ててアミタが心配してくるが、これは実際の痛みではないのだ。
「未だに痛みが続いているのはまだ脳が麻痺しているんだろう。しばらくすれば消えると思うけど、戻るまでは絶対安静にしてないと駄目だね」
「わ、分かりました………どっちにしても思う様には動けないだろう」
「明後日の学校も酷い様なら休みだね。看病はユーリにお願いしようか」
何か必要以上に迷惑をかけてしまっている気がする。
「申し訳ない顔しないの」
「っ!?………悪い」
「もう、怒ってる訳じゃないのに……」
キリエにはバレバレだった様で直ぐに注意された。
「病人なんだからお世話されるのは当たり前なの!あっ、なんなら下の世話もしましょうか?」
「………遠慮します」
「ちょっと迷ったわね………」
「美人にそんな事言われたら誰だって一瞬くらい迷うわ!!………なあ博士?」
「えっ!?あっ、うん、そう……カモネ……ハハ………」
姉妹の冷たい視線に最後の方は片言になる博士。
何故か博士には厳しいなこの2人。
「オホン!!それで別の話だけど………」
視線に耐え切れなかった博士は無理矢理話を変えた。
「焔とユリについてだ」
「2人に何かあったんですか!?」
今回の戦いで2人にはかなりの負担をかけた。ユリはまだしも返事のない焔はどうなったのか………
「ユリ
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