暁 〜小説投稿サイト〜
嘘のようで本当の自衛隊体験
戦闘糧食(アメリカ編)
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あれは私がまだ陸士長だった頃の話です
当時の私の班長(三等陸曹)が、アメリカ軍との合同演習から帰って来た時の事でした

「いい物もらって来たぞー!」

居室に入るなり笑顔で宣言するT三曹

「お疲れ様です(; ゜Д゜)
何をもらって来たんですか?」

「これだよ!(*´ω`*)
ちょっと風呂入ってくるから」

そう言ってT三曹が机に置いたのは
MREと書かれた茶色い袋
それを見た同期のS士長は

「ちょっと用事思い出した!!(;゜∀゜)」

と居室から出て行きます
あの時は理解できませんでしたが
今なら分かります

S士長・・・俺を生け贄にして逃げたな(-_-#)

それから約40分後
風呂から戻ったT三曹はH1士(生け贄その3)を連れて来ました

「これ どうしたんですか?」

「米兵から戦闘糧食と交換してもらった(^∀^)
アメリカ軍の戦闘糧食」

言いつつ開封

中身は

スプーン
ナプキン
加熱剤?と加熱用袋?
紙箱(英語読めない)
粉末コーヒー
粉末飲料(レモネード)
クラッカー

砂糖
ガム(2個)
粉末ミルク
ウェットティッシュ
エネルギーバー
謎の袋
作者が覚えているのはここまで
他にも入ってたかも・・・

「色々入ってますね(;・ω・)
食べ方分かるんですか?」

「大丈夫大丈夫 教えてもらったから」

少し戸惑いながらも
加熱用袋?に加熱剤?と水を入れ
それを紙箱に入れる

「この紙箱がメインディッシュらしい
待ってる間に飲料を作ろう」

謎の袋に粉末飲料を入れて水を注ぐ

「何か、色があれですね・・・」

「飲んで大丈夫なんですか?
コレ」

粉末飲料の色が完全にアウトな色をしてます(;・ω・)
コーヒーは普通でしたが・・・

「・・・粉末飲料は後にして
エネルギーバーを試してみよう!」

少し幅広いスティック状の包みを開けると
中から茶色い塊がこんにちは
ちょっとちぎって食べてみると

「何か甘いな(;・ω・)」

日本のお菓子より濃厚な甘味が舌を刺激します

「甘いけど
クルミの風味で食えんことはないな」

結論としては
身体に悪そうな味
でも食べれない事はない

「よしメインディッシュいこう」

加熱が終わったようなので
紙皿に中身を移します

白いスープみたいな物体が登場(;゜∀゜)
試しに食べてみると・・・

「・・・味無いですね(; ゜Д゜)
塩かけていいですか?」

塩をかけると何とか食べられる味になりましたが
見た目の悪さにテンションが下がりますが
何とか完食

「最後はコイツか
誰がいく?」


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