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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
12:防壁は必要。でも防壁だけじゃ直ぐに突破される。町も人の心もね。
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のために、殺気を感じると目が覚める体質になっている。
殺気じゃ無くても人が動き回る気配を感じると寝てられないのだ。

それでも睡眠は睡眠。
ソファーから起き上がり薄曇りの空にノビをして身体をほぐす。
そして直ぐに石の守り造りに入ろうと思ったのだけど、取り敢えず藁のベッドを幾つか作って設置しておこうと思う。

と言うのも、ヒゲ(ロロンド)とロッシに占領されて、俺の寝床が無い……だけでなく、ケッパーの寝る場所も存在しないことが昨晩判った。
あいつは自ら町の見回りを夜中してるから不要な気もするが、住人なのにベッドがないのは可哀想だから作ってやることにする。

それから今後も住人が増えた時用に多めに作って設置する。
そうすれば俺の寝床がないなんて事もなくなるだろう……
あ……先に自分の部屋を造れば良いのかな?
まぁ先に頑張ってるケッパーを優先してやろう。



さて、ケッパーとまだ見ぬ住人用のベッドを設置した所で、自分の部屋を造ろうと思う。
大量に採取して置いた白い岩を使い、ゴージャスな部屋を造ろうじゃないか!
建設場所はやっぱりピリンの部屋の隣だよね〜?

「おいリュカ。昨日の話の続きだが……」
拠点内を自室建設の為見渡してたら、ロッシが怖い顔で話しかけてきた。
俺とピリンの関係が気になるらしい。

こういう事を有耶無耶にしたままだと、ロッシ君の精神衛生上害があるよね。
……うん。有耶無耶にしよう(笑)
存分に気にしてるが良い!

「何だよロッシ。俺は忙しいんだよ……この町の守りを固めなきゃならないからな」
ちっ……自室作成は後回しにして、石の守りを造って忙しい振りをせねば。
よ〜し、今日も頑張るぞぉー!

「ちょ、待てよ……町をガチガチに固めると、ゴーレムが破壊しに来るぞ!」
はぁ? 何でゴーレムが来るんだよ?
そんなに俺の気を引きたいのか? ピリンとの関係を知りたいのか?

無視だね、無視。
俺は忙しいんだよ……
石の守りを造らなきゃならないからね。

リュカSIDE END




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