episode7 ー
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〉の攻撃力を私の〈サフィラ〉に加える! 」
「そんなっ……!」
〈竜姫神 サフィラ〉
ATK2500→5500
[花村 華蓮]LP4000→1500
サフィラを纏う光が膨大し、その攻撃力は破壊神〈オベリスク〉を易々と超える。 私のドラゴンが霞むほどに強い光を湛えたサフィラは、錫杖を一振りし、私のモンスターを消し飛ばす。
「さぁ、これで終わりね。 〈神光〉で華蓮に攻撃!」
「ただでは、終わらせないッ! リバース発ど……なっ!?」
発動させてようとした瞬間に、それは粉々に砕け散る。 上を見上げれば、宣告者が煌々と光輝いていた。
「〈神光の宣告者〉の効果発動……手札から天使族を捨てることにより、魔法・罠、モンスター効果の発動を無効にし、破壊する。 残念、だったわね」
「ぅ、そ……」
絶望する私を他所に、上空では宣告者が純白の光を手のひらに集めていた。 その光景は、まるで愚かな叛逆者を裁こうとする神のように見えた。
「今の貴女は、斎王様の加護を受けるほどの器の持ち主ではない。 安心して、散りなさいっ!! 」
「っ!?……きゃ、ァァァァァァァァ!」
視界を覆うほどの純白の光が放たれ、軽々と吹き飛ばされる。 背中から鈍い痛みを感じながら、それも何処か遠くのようなことに感じていき、目の前がホワイトアウトした。
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