暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
転生天使にラブソングを
第七天にある神の間×対ドウター戦での慰安旅行
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ここら付近としてはちょっとした有名人。本来だと着物姿の妖怪みたいな老婆らしいが、ここでは違うから一安心。

「やあ女将さん。今日はコイツらが厄介になるが、貸し切って悪いな」

「いえいえ、オーナーからの連絡が来た事で事前予約を後程に回したので気にしてないですよ」

「俺はてっきり悪魔や堕天使が贔屓にしている宿かと思ったら、想像以上の宿なんだな。それも一ちゃんがオーナーって言うのも何となく納得出来ちまう」

「女将さんは今流行りの山ガールでもあるし、普段から人間が主な客層となっている。秘境温泉でもあるが、一応人払いの結界を張っているから今だけ人間が来ないようにしている」

山ガール女将に挨拶をしたリアスの表情が笑顔のまま凍り付いたが、視線の先にいたのが銀髪のグレイフィアである。

「ごきげんよう、皆さん。先にこちらでお待ちしてました」

「ようグレイフィア。急に呼んで悪いと思っていたんだが、格好から察するとメイドオフのようだな」

「はい。今回オフを頂きましたので、学生達だけの旅行は色々と危険だと判断した一真様の企みによって今回は引率として参りました。一真様が私を呼ぶ事に関しても怒っていないので迷惑だと思ってないから大丈夫ですよ、大人の一真様と護衛者の桜花さんとアザゼル様とロスヴァイセさんだけでは足りないとね」

淡々とグレイフィアがそう言ってから、凍り付くリアスの真正面まで来て一言告げた。

「リアス、まさか旅先でハメを外そうなどと思ってはいなかったでしょうね?」

半眼でリアスにそう言うグレイフィアだったが、リアスは図星のようなリアクションをしたのか体を反応させていた。バラキエルと朱璃も大人だが、今は朱乃と話しているし監視出来ないと思ったからだ。グレイフィアが真正面から言うが、正直俺らが言うべき台詞のような気がした。

「高校生が温泉旅行の名目で想いを完遂させるなど、百年早いですね。何時も言ってますけど、殿方と普段の生活で成就させなさい。殿方との旅行で盛り上がるのはそれからでも遅くありませんし、一真様とは部長と部員だけと言う関係だと聞いています」

「それを言うなら千年早いと言いたいわ、グレイフィア。ま、今日は無礼講と言う事にしてグレイフィアも女子達と混じって温泉に浸かるのも良し。日頃の疲れを取って冥界帰るまでの間、俺とアザゼルも自由行動しとくんでお前さんも少しは癒しが必要だろう」

「本来ですと私はサーゼクスに悪影響がある貴方にも色々と話さなくてはならない事が山のようにありますが、一真様からの命ならば今後の事も一真様が話し合ってもらえると幸いです」

「俺、グレイフィアに悪い所を摘まれる予定だったのかよ。一ちゃんには感謝しかないな」

俺の肩に手を置いて感謝されたが、今後の予定として摘まれて
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