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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
グラビア撮影?
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その質問を受けたレオンは、なぜか首を傾げながら答える。

「写真撮ってたから?」
「「「「何の写真なの!?」」」」

手に持っていた上着を羽織りながら俺たちの質問に答えようとしたレオン。だけど、彼はなぜか俺を見た途端、口を閉ざしてしまう。

「知らない方がいいかも」
「えぇ!?」

なんで苦虫を噛み潰したような表情でそんなこと言うの!?さっきのソフィアといい、俺に何があるの!?

「COOL!!みんな!!こっちの部屋に来てくれ!!」

すると、ジェイソンさんがある一室の扉を開けて手招きしてくる。なので俺たちはそれに従って歩を進める。

「じゃ、俺適当に外で待ってるから」
「待って!!」

手を上げて離れていこうとするレオンの手を握るシェリア。彼女は彼の手を握ったまま、じっと見つめる。

「い・・・一緒に来てほしいなぁ、なんて」
「あ〜・・・わかった」

一瞬断ろうとしたようだったが、考え直したようでうなずくレオン。それを受けてシェリアはニッコリ笑顔になっていた。

「シェリアとレオン、本当にお似合いだよね」
「え?そう?」

俺の隣を歩くウェンディが二人のやり取りを見てそう言う。確かにカップリングとしてはいいんだけど、レオンが鈍感すぎてシェリアの気持ちに気付いてないからなんとも言えないんだよなぁ・・・レオン勘はいいのに、なんでそこだけ鈍感なのだろう。変なやつ。





















「COOL!!みんな似合ってるよぉ!!」

しばらくすると、取材を終えた俺たちは、ジェイソンさんからのお願いである服へと着替えたのだが・・・

「シェリア、すごく可愛い!!」
「ウェンディも可愛いよ!!」

白の全身にフリルの付いたミニスカワンピースを着ているウェンディと同じものの黒を着ているシェリア。彼女たちは互いの服を見せ合いながら、相手の愛らしさに見とれている。

「ソフィアはどう?」
「うん!!すごくいい!!」
「なんだかお姫様みたい!!」

ピンクのそれを着たソフィアが彼女たちの会話に入る。三人とも大変可愛らしい。本当にお姫様たちのように見えなくもない。だが、俺ともう一人、隣にいるカグラさんはブルーだ。なぜなら・・・

「なんで俺まで着てるんですか!?」
「私が・・・こんなフリフリを着るとは・・・」

黄緑を主としたフリフリワンピースを着させられている俺と、水色のそれに着替えさせられたカグラさん。おかしい。これは絶対おかしい!!

「まぁ、俺はおおよそ予想はついてたぞ」

以前俺がプレゼントしたジャケットに袖を通しているレオンがそう言う。彼だけはこの辱しめから逃れられたのである。それにも理由があるらしいのだ
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