グラビア撮影?
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くれ!!レオンはこっちだよ!!」
「了解。んじゃ、また後で」
「うん!!後でね」
「バイバイ!!」
「先帰ったらダメだからね!!」
「おっけぇ」
ジェイソンさんとレオンの背中を見送ってから部屋の中へと入る三人。たが、入った瞬間帰りたくなったのは俺だけじゃないはず。
「わぁ!!シリルちゃんとウェンディちゃんとシェリアだ!!」
中で待っていたのはなんとソフィア。そのすぐ隣ではカグラさんがお茶を啜っているのだが、勢いよく立ち上がったソフィアのせいでそれを落としそうになっている。
「ソフィア、落ち着け。こぼすとこだったじゃないか」
「大丈夫!!カグラさんなら落とさないって信じてるから!!」
「そんなとこを信じられても・・・」
無事に湯飲みをキャッチしたことでホッとした表情を見せた後、隣に立つソフィアを注意する。だか彼女は全く悪びれておらず、注意した姫様カットの女性はため息をついていた。
「ソフィアたちも取材?」
「うん!!そんな感じ!!」
こちらへと歩を進めながら答えるソフィア。それを見て質問したウェンディは俺の後ろへと隠れる。
「ウェンディちゃん、シリルちゃんの後ろに隠れるなんて照れ・・・」
そこまで言うと、なぜか俺の顔を見つめて立ち止まるソフィア。彼女は目を擦ると、再度俺の顔を見る。
「なんでシリルちゃんがいるの!?」
すぐ目の前で大声を出されたため、思わず耳を塞ぐ三人。
「うるさいぞ、ソフィア」
「いやいやいや!!さすがにこれはおかしいでしょ!?」
カグラさんの注意に納得できない銀髪の少女。だが、彼女は何かに気付いたのか、俺の肩に手をポンと置くと、数回うなずいてみせる。
「ドンマイ」
「えぇ!?何が!?」
あまりに唐突にそんなことを言われたので何のことだかわからない。一体何がドンマイなんだ!?
「いずれわかるから、それまで楽しみにしてなよ」
「そ・・・そうするよ」
なんだか嫌な予感しかしないけど、とりあえず気にしないでおくか。うん、そうしよう。
「カグラさんってソーサラーからの依頼受けるんですね、意外です」
「ソフィアが行くというから、仕方なくだ」
いつの間にかカグラさんのところに行っているウェンディがそう言うと、彼女は冷静な表情で答える。ただの取材だろうし、それくらいなら彼女でも受けるんじゃないだろうか?
「あれ?今日はネコネコたちいないの?」
「ね・・・ネコネコ?」
ソフィアの妙な言い方に、一瞬何を言っているのかわからなくなったけど、すぐにセシリーたちのことだと気付く。言われてみると、彼女たちの姿が見えない。
「シャルルたちなら、ラウルと一緒に街の方に出掛けてたよ?」
「「えぇ!?」」
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