暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
グラビア撮影?
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以前ウェンディがシェリアに水着を買った時に、彼らも同じ街にいたらしく、セシリーたちはその時に色々街を探索していたらしい。俺やウェンディ、シェリアとレオンは全然気付かなかったけど、セシリーたちはちょくちょくどこかに飛んでくし、相手を見つけるのが得意なのかもしれないな。

「ウェンディたちはなんでここに?」
「ジェイソンさんから取材の依頼が入って」

百合の花が見えるのではないかと思えるほどの熱いハグを終えたシェリアがウェンディに質問し、彼女もそれに対して答える。

「え!?あたしたちもだよ?」
「「え?」」

ウェンディの話を聞いたシェリアは驚いた顔をする。どうやら彼女たちもジェイソンさんから取材の依頼がしていたらしい。

「もしかしてレオンも?」

シェリアと一緒に来たレオンもそうなのかな?と思い聞いてみると、彼は一度口に入りすぎていた食べ物を飲み込んでからうなずいてみせる。

「俺は先週の予定だったけど、外せない依頼が来てたから今日にずらしてもらったんだ」
「そうなんだ」

なんで日程が俺たちとレオンで違うのかわからないけど、彼も呼ばれたから来たことには変わりないらしい。そういえばグレイさんも、ジェイソンさんに呼ばれて先週出掛けてたな。その帰りに赤ちゃん連れてきたんだっけ?

「このメンバーってことは、もしかして大魔闘演武でのバトルのこととかかな?」

建物の中に入りながら何の取材なのか予想してみる。シェリアの言う通り、この四人はそれぞれ対戦した間柄だし、案外そんな感じかもしれないな。

「それだとなんで俺だけ先週呼ばれたんだよ」
「「「あ・・・」」」

それを聞いたレオンにあっさりそう返されてしまう。確かにそうだな・・・じゃあ別の何かなのかな?でも何なのか全然想像できない・・・
しばらく歩くと、事務所に着いたのでノックして中に入る。俺たちが入ると、それに気付いたジェイソンさんがこちらに飛んでくる。

「COOL!!キタキター!!待ってたよー!!」
「「「「こんにちは」」」」

頭の触手のような髪の毛をピコピコと振りながら興奮している様子のジェイソンさん。そんな彼はレオンの肩をガッチリと掴む。

「やっと来てくれたねレオン!!これであのランキングが完成できるよ!!」
「・・・ランキング?」

訝しげな表情を浮かべるレオン。ジェイソンさんが何を言っているのかわからないでいると、彼は「次のソーサラーのお楽しみ」と、含みのある言い方をする。

「COOL!!じゃあみんな!!こっちに来てくれ!!」

先頭を歩き始めるジェイソンさんに付いていく俺たち四人。しばらく歩くと、待合室という札がついている部屋の前にやって来る。

「シリルとウェンディ、それからシェリアはここで待ってて
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