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馬鹿兄貴
3部分:第三章
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「お兄ちゃんの組だってゲームセンター経営してるじゃない!」
「それはそれこれはこれだ!」
 妹に言葉では負けていても理不尽さでは勝っていた。
「とにかくだ!今後ゲームセンターには出入り禁止だ!いいな!」
「誰が守るもんですか!」
「まだ言うのか!」
 こんな感じでいつも言い争う二人であった。こうした言い争いを続け毎日を過ごす二人であった。そしてそんなとんでもない日常が進む中で。日和の前にある男の子が現われたのだった。
「あのですね」
「はい?」
 その目の前にやって来た華奢な男の子を見て声をあげる日和だった。背は高いが色は白く身体は細い。顔立ちも女の子みたいで優しい感じだ。まるで漫画に出て来るような中性的な男の子だった。

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